MOZU 9話は、複雑な警察内部の動きがだんだんと明らかになっていくというドキドキ感と、倉木と美希が何だか急接近しているという二つのドキドキ感が楽しめます。百舌の狂気っぷりにも驚いてしますはずです。
感想
MOZU 9話で印象的なのは、西島秀俊さん演じる倉木の切なさです。愛する妻がどうして爆弾事件に関わっていたのか?妻子を失った悲しみなど、倉木からは女性が守ってあげたくなるような儚さを感じます。
それにしても最近究極の肉体美で話題になっている西島秀俊さんですが、本当にかっこいいですね!スーツがこんなにも似合う俳優さんはなかなかいないと思います。また、雑誌のインタビューでもお話しされていましたがこの作品に全精力を注ぎこまれているようで、MOZU 9話でも倉木になりきっている西島さんの演技を見てそう思いました。真木よう子さん演じる美希との海辺でのシーンも、MOZUには珍しいゆったりとしたシーンで良かったですよね。
今回は、シーン展開が多くて見ごたえばっちりでした。ネタバレとして、警察内部での緊張感のあるシーン、東と倉木のシーン、百舌が発狂して精神が極限状態に迫っているという緊迫したシーン、美希と倉木の切ないシーンなど盛り沢山でしたね!
若手人気俳優・池松壮亮さんも、MOZUで一皮むけましたよね!朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」のイメージが強かったのですが、見事記憶喪失の気が狂った殺人鬼を演じています。今年は、10本もの映画に出演されているとのことで大活躍の1年になりそうですね。
最後に、MOZUをご覧の皆さんが気になっているもの・・・それは、「だるま」の正体だと思います。あの薄気味悪いだるまが、今後どのシーンで見られるのか?警察内部の事件とどうかかわっているのか今後も目が離せませんよね~。