オネエキャラの三人の客室乗務員が本当に面白いです!あまりシチュエーションは変わらないのに、個性的な登場人物がくるくると変わるので観ていて飽きません!ちょっとブラックなジョークにはまりました!
感想
アイム・ソー・エキサイテッド!は、機体トラブルで空中旋回を続ける旅客機が舞台です。そこで、3人のオネエキャラの客室乗務員や個性派ぞろいの乗客たちが繰り広げる騒動を、面白おかしく描いたコメディ映画です。
アイム・ソー・エキサイテッド!では、スペインのマドリッドからメキシコ・シティへ向かう旅客機にトラブルが発生してしまいます。そんな緊急事態の中、3人のオネエの客室乗務員たちは、困惑する乗客を和ませようと魅力的なオネエダンスを踊り歌って、さらに酔いで緊張を緩和しようとオリジナルカクテルまで振る舞います。
そんな個性的な搭乗者たちは、女性問題を抱える機長、愛人と元カノが気になっている人気俳優、トラブルを抱えた銀行頭取など、とんでもなくハチャメチャなのです!
アイム・ソー・エキサイテッド!を観た私の感想は、「なんだかくだらないけど、面白いなぁ」という感想でした。日本の映画のように、映像の素晴らしさや、場面転換ははっきり言って本当に少ないです・・・。もう最初から最後まで、ほぼ機内の中で過ごしているんじゃないのかなぁ?という感想を持ちました。
スペインの映画というだけあって、日本の映画とのテイストの違いは仕方ないと思いますが、明らかに映画製作の予算が少ないんだろうなぁと思いながら観てしまいました。
アイム・ソー・エキサイテッド!を一言で表すならば、オネエキャラが、下ネタばかり言っている映画と言っていいと思います。
アイム・ソー・エキサイテッド!の監督である、アルモドバルは昔からこのようなテイストの映画を製作することが多かったのですが、巨匠となった今でも同じようなテイストの映画を作るんだなぁという感想を持ちました。日本ではなかなか観られない映画なので、こういうのも貴重ですが・・・
途中に出てくる、ミュージカルのようなシーンは映画の中でよい息抜きとなって、面白かったです。けれど、なぜか長尺だったのが疑問でした。
アイム・ソー・エキサイテッド!を観た全体的な感想は、「オネエ」を90分に詰められるだけ詰めた映画って感じです。コメディなのは確かですが、ちょっとしつこいので途中から苦笑いになってしまう部分もあるので、日本人向けはない映画でした。
嫌なことを忘れたい時や、イライラしている時に、大笑いしてみてストレス発散するにはもってこいの映画だなぁという感想です。
評価
・総合点
80点/100点
・オススメ度
★★★★☆
・ストーリー
★★★☆☆
・キャスト
★★★☆☆
・映像技術
★★☆☆☆
・演出
★★★☆☆
・設定
★★☆☆☆
作品情報
タイトル | アイム・ソー・エキサイテッド! |
公開日 | 2014年1月25日 |
上映時間 | 90分 |
区分 | 洋画 |
ジャンル | コメディ |
監督 | ペドロ・アルモドバル |
主演 | アントニオ・デ・ラ・トーレ |