エイプリルフールズの紹介:大ヒットドラマシリーズ「リーガルハイ」の石川淳一監督&古沢良太脚本で贈る、愛と感動と爆笑のエンタテインメント超大作。2015年4月1日エイプリルフール。街では朝から様々な嘘で溢れていた…。
エイプリルフールズ あらすじ
映画「エイプリルフールズ」のあらすじです。
大ヒットドラマシリーズ「リーガルハイ」の石川淳一監督&古沢良太脚本で贈る、愛と感動と爆笑のエンタテインメント超大作。
2015年4月1日エイプリルフール。1年に一度だけ嘘をついていい日、街では朝から様々な嘘で溢れていました。
対人恐怖症の清掃員・新田あゆみは、一夜限りの関係を持った外科医・牧野に妊娠を告白しますが、亘は悪い冗談だと信じてくれません。業を煮やしたあゆみは、亘がデートしているイタリアンレストランに向かいます。
高貴な身分らしい櫻小路夫妻は、初めてのハンバーガーショップやゲームセンターとお忍びデートを満喫します。
ヤクザの宇田川勇司は、小学生の少女・理香を誘拐しますが、目撃者が多く、あまりに雑で不器用な犯行で、身代金の要求も脅しもしません。
トラウマを抱えた刑事・小野は、除霊師の老婆を詐欺の容疑で取り調べ中、友人から人質事件の通報がありますが、毎年エイプリルフールに嘘をつかれているので、真面目に取り合いません。
11歳のとき、父親と漁に出て行方不明になっていた男が42年ぶりに帰国し、幼馴染の女と涙の再会をします。
いじめが原因で不登校になった中学生が、何気なく観たホームページで自分は宇宙人だと確信し、宇宙船との交信に全精力を費やします。
同じ大学へ通う友人の松田に対し、梅田はずっと抱えていた思いを告白します。しかしそれを超えることを松田から告げられます。
エイプリルフールの終わり、小さな7つの嘘が最高の奇跡を起こしていきます…。
エイプリルフールズ 作品概要
映画「エイプリルフールズ」の概要をネタバレなしで説明します。
本作の監督は、1971年山梨県生まれの石川淳一です。共同テレビジョンのディレクターとして、「嬢王」、「下北GLORY DAYS」、「メイちゃんの執事」、「泣かないと決めた日」、「リーガル・ハイ」などの演出を担当しています。本作が映画デビュー作となります。
また脚本は、1973年神奈川県厚木市生まれの古沢良太です。東海大学文学部日本文学科卒業後、2002年「アシ!」でテレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞しデビューします。
その後、映画、テレビ、舞台の脚本家として活躍していきます。2005年「ALWAYS 三丁目の夕日」、2011年「探偵はBARにいる」では、日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞しています。
石川淳一と古沢良太は、「リーガルハイ」のほか、今期の「デート~恋とはどんなものかしら~」でもコンビを組んでいます。
本作のテーマとなっているエイプリルフールの起源については、諸説あります。一説では、中世ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開いていましたが、1564年フランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用しました。
これに反発した人々は4月1日を「嘘の新年」としてバカ騒ぎを始めたため、憤ったシャルル9世は「嘘の新年」を祝っていた者を次々と逮捕し、処刑してしまいました。
フランスでは王への抗議とこの事件を忘れないために毎年4月1日を盛大に祝うようになり、これがエイプリルフールの起源となったとされています。
エイプリルフールズ ネタバレ結末ラスト
映画「エイプリルフールズ」の結末ラストの予想です。※ネタバレ含む
登場する7組とは関係ないところに奇跡が起こるような、あえて外すのではなく、7つの嘘が最終的にはきれいにまとまって奇跡を起こしていってほしいです。やはり今の時代は、ストレートなものがいいでしょう。
キャストが一堂に会する場面があるかもしれません。後から実は同じ場所にいたと判明するのもいいでしょう。
あるいはそれぞれが別の場所で、何らかの連鎖が起こって一つへと終着していくというのもきれいなまとまり方です。
戸田恵梨香演じる新田あゆみが中心となってくるのでしょうか。彼女はエイプリルフールの嘘ではなく本当に妊娠してそうです。やはり最後は大感動でピークを迎え、笑いで少し落とすという緊張と緩和の王道でいってほしいものです。
予告編動画
エイプリルフールズ 感想
映画「エイプリルフールズ」の感想です。
本作は、群像劇となっていますので、たくさんのキャストが入り乱れる作品がダメな方は向かない作品でしょう。
群像劇が好きな方、「リーガルハイ」シリーズの石川淳一・古沢良太コンビが好きな方は注目の作品です。
最大の注目はやはり、7つの嘘が最終的にどのようにまとまって奇跡を起こしていくかでしょう。伏線がきれいに回収されてエンディングを迎える、気持ちの良い展開が見たいものです。
キャストはベテラン、中堅、期待の若手まで様々な俳優が出演していますが、そのなかでも注目は、桜小路夫妻が来店するハンバーガーショップで緊張のあまり大失態を演じるアルバイト店員役の木南晴夏です。
1985年大阪府生まれの彼女は、2001年に、第1回ホリプロNEW STAR AUDITIONでグランプリを獲得し、芸能界入りしています。
アイドル活動を経て、2004年にテレビドラマ「桜咲くまで」で女優デビューします。2012年のドラマ「家族八景」、2013年、映画「百年の時計」では主演を務めました。
14年には舞台「奇跡の人」でアン・サリバン役を熱演、今期のNHK連続テレビ小説「マッサン」でエマ役を務めるなど、今後が楽しみな期待の若手女優です。