映画「あしたになれば。」のあらすじネタバレ感想!結末ラストは?ロケ地は?

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あしたになれば。の紹介:三原光尋監督、小関裕太、黒島結菜主演、大阪府南河内のぶどう畑を舞台にした青春ドラマ。高校2年生、野球への情熱をすっかり無くした17歳の大介は、隣の女子高との合同チームでグルメコンテストに参加する…。

あしたになれば。 映画

あしたになれば。 あらすじ

映画「あしたになれば。」のあらすじです。

三原光尋監督、小関裕太、黒島結菜主演、大阪府南東部の南河内のぶどう畑を舞台に、地元のグルメコンテストに挑む高校生たちの恋や友情を爽やかに描いた、甘酸っぱい青春ドラマ。

大阪府南東部に位置する南河内市。高校2年生、17歳の大介は、夏の甲子園予選に負けたことをきっかけに野球への情熱をすっかり無くし、野球部の練習からも足が遠のいてしまいます。

夏休み、暇を持て余す大介でしたが、ひょんなことから地元の町おこしのためのグルメコンテストへの参加を頼まれます。隣の女子高との合同チームで、友人の元、健二、昭吾、そして隣の女子高に通う美希、玉子の6名で出場することになります。

大介たちは軽い気持ちで参加し、当初は美人の美希が目当てで、コンテストの練習に参加していましたが、徐々に料理の奥深さに気づきはじめます。

同時に、大介と元が抱く美希への思いも強くなっていきます。コンテストに向け、みなが一生懸命になる中、美希が突如練習に来なくなります。

いったい美希に何があったのでしょうか。美希が抱える悩みとは何なのでしょうか。そして、彼らは無事にコンテストを迎えることができるのでしょうか。そして大介、美希、元の三角関係の行方は…。

あしたになれば。 作品概要

映画「あしたになれば。」の概要をネタバレなしで説明します。

本作の監督は、1964年京都府生まれの三原光尋です。大阪府河南町にある大阪芸術大学芸術学部芸術計画学科出身です。

1990年、高校の陸上部に所属する少女をヒロインにした「栄養成分表示」で長編デビューし、2001年、吹石一恵が高校生空手部員を主演した「あしたはきっと…」、2010年、紗綾が主演した「ムラサキカガミ」などを手掛けました。

2004年「村の写真集」では上海国際映画祭最優秀作品賞を受賞しています。

青春映画、料理を扱った作品を得意としている監督で、本作の監督に適任でしょう。

本作は、地域の発信、活性化、観光振興を図る目的で展開されている羽曳野市・藤井寺市・太子町シネマプロジェクトによるものです。

3市町は「地域の魅力を発信できる好機」として、地元でロケをすることなどを条件に、製作費500万円を補助しました。

監督は大学時代に慣れ親しみ、「あしたはきっと…」でも舞台にしているため、土地勘があったことでしょう。藤井寺一番街商店街や河内ワインの醸造所(羽曳野市)、太子町の公園「和みの広場」など25カ所のロケ地で撮影されました。

なお同じく南河内を舞台にした「あしたはきっと…」と本作は、対になるようなタイトルが付けられています。

あしたになれば。 ネタバレ結末ラスト

映画「あしたになれば。」の結末ラストの予想です。※ネタバレ含む

青春映画ですので、ストレートに問題が解決し、爽やかですがすがしいエンディングを迎えてほしいです。美希が抱える悩みが解消され、大介もまた野球への情熱を取り戻し、練習に参加する。あるいは大介が何か別の打ち込めるものを見つける。

美希をめぐって大介と元が殴り合いのケンカをする。大介が自分の気持ちに素直になり、美希とハッピーエンドを迎えるという王道の終わり方がいいでしょう。あるいは、美希が東京に帰るというのもありかもしれません。

グルメコンテストの成績については、勝っても負けても、どちらに転がっても、青春映画としていいものになるでしょう。

みんなで打ち上げ花火を観るというのもクライマックスとしていい画になりそうです。

予告編動画

あしたになれば。 感想

映画「あしたになれば。」の感想です。

本作は、ど直球な青春映画となっていますので、青春真っ盛りな方、青春を懐かしがりたい方、青春ものが好きな方は必見の作品です。

やはり注目は、大介役を演じる主演・小関裕太です。彼は1995年東京生まれで、子役でデビューし、NHK教育テレビ「天才てれびくんMAX」てれび戦士として3年間レギュラー出演を果たしました。

三島有紀子「ぶどうのなみだ」に出演するなど、青年期に入っても順調にキャリアを重ねており、将来が楽しみな俳優です。

またヒロインの美希役を演じる黒島結菜も注目です。1997年沖縄生まれの彼女はウィルコム沖縄のイメージガールコンテストで沖縄美少女図鑑賞を受賞し、芸能界入りしました。

テレビ、CM、雑誌などで活躍し、本作のほか、今年公開の出演映画が目白押しです。独特の存在感があり、彼女もまた将来が楽しみです。

本作の主題歌、シンガーソングライター奥華子の「君がくれた夏」もとてもよいです。奥は路上ライブで注目集め、2005年「やさしい花」でデビューしました。自ら台本を読み、監督と打合せを重ね、完成前の映像を見て楽曲を書き下ろしました。奥の歌声と相まって、青春の甘酸っぱさがよく表現されていると思います。