「実写版 美女と野獣」あらすじと感想(ネタバレなし)

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「マレフィセント」に続いてディズニーアニメの実写映画化されるのは、「美女と野獣」でした。なぜ野獣は呪いをかけられたのか、その呪いは解けるのか。ベルの運命はいったいどうなってしまうのでしょうか?

実写版 美女と野獣の画像

あらすじ

実写版 美女と野獣」のあらすじです。

この作品は、ディズニーアニメでもよく知られている名作「美女と野獣」を、実写映画化したものです。

ある日、野獣の城の庭の美しいバラの花を思わず盗んでしまった男がいました。バラを盗んだことを野獣に知られてしまった男は、その罰として、野獣の城に捕えられることになってしまいます。
しかし、そのことを知った容姿も心も美しい、その男の娘ベルは、罰を受けることになった父親の身代わりに、自分が野獣の元へ行くことを決めるのでした。

野獣の城に幽閉されてしまうベルでしたが、城の主である野獣との日々を送るうち、野獣の恐ろしい姿の裏に隠されたもう1つの姿を知ることになります。
やがて、野獣の心の奥に潜む優しさに気づいたベルと、ベルの優しさに触れた野獣は、お互い心を通わせる様になるのでした。

城での野獣との生活を重ねるにつれ、ベルは家に残して来た父親のことが心配になってきます。
そんなベルの様子を見かねた野獣は、父親の様子を見るために、一度自宅に戻って来る許可を出してしまいます。ベルの自分への愛情を確かめられないうちに彼女を手放してしまうと、2度と野獣に掛かった呪いが解けることはない、と分かっていながら…。

なぜ王子は野獣の姿に身を落としたのでしょうか?
そして、ベルの運命はいったいどうなるのでしょうか?

作品概要

「実写版 美女と野獣」の概要をネタバレなしで説明します。

ディズニーアニメ「眠れる森の美女」の実写映画化作品「マレフィセント」に続き、アニメ映画史上初のアカデミー賞ノミネート作品であるディズニーアニメ版「美女と野獣」を実写映画化したものです。

ディズニーのアニメ映画を実写化する企画は目白押しで、この「美女と野獣」の後には、「シンデレラ」「ピーター・パン」「アリス・イン・ワンダーランド」「101匹わんちゃん」「ジャングルブック」「ピノキオ」などの企画が控えており、まだまだ続きそうです。
今まで作られたディズニーアニメ作品を、全て実写映画化してしまうつもりなのでしょうか。

主人公ベル役には、フランス人女優レア・セドゥが扮しています。セドゥは「イングロリアス・バスターズ」「ロビン・フッド」等にも出演していますが、「アデル、ブルーは熱い色」でカンヌ映画祭史上初の主演女優へのパルムドールに輝きました。
野獣役には、やはりフランス人のヴァンサン・カッセルが扮しています。彼は、アメリカ映画でも活躍しており、英語圏では名前がヴィンセント・カッセルと読まれることもあるようです。彼は「ブラックスワン」のバレエ団の監督役の経験もあります。

予告編動画

感想

「実写版 美女と野獣」の感想です。

「眠れる森の美女」を新解釈で実写映画化した「マレフィセント」につづき、「美女と野獣」がディズニーアニメの実写化映画となりました。

予告編を見ると、身も心も美しいヒロイン・ベル役のレア・セドゥは、透きとおる白い肌と美しい顔立ちで、『美女』のイメージにぴったりです。
彼女は、カンヌ映画祭史上初めてパルムドールが与えられることになった主演女優ですから、演技力も折り紙付きです。
「マレフィセント」でアンジェリーナ・ジョリーが見せた繊細だが力強い演技で、彼女は『マレフィセント』になりきっていました。
レア・セドゥも、どんな『ベル』を見せてくれるのか、本当に楽しみです。

野獣の方も、その姿をまだはっきりとは見せてくれてはいませんが、いかにも醜く恐ろしい姿がイメージできます。早くはっきりと見たいものです。

また、ディズニー映画と言えば、画面の特殊効果にもこだわっているイメージですが、過去の舞踏会の回想シーン(?)も、美しく華やかな印象を受けます。ベルのドレスなどの衣装にもこだわりが見受けられ、デザインや色合いなど、いかにもお姫様らしい細かいところにまで気を配られたドレスではないかという印象を受けました。