名探偵コナン 異次元の狙撃手の主題歌にふさわしいテンポ感に加え、「ゆらり描いたlightでやっと君のこと見つけたよ」という部分。ゆらりという言葉に反してロック、ここに歌手・柴咲コウの真骨頂を感じました。
主題歌
名探偵コナン 異次元の狙撃手の主題歌に柴咲コウというのは、最初は正直違和感がありました。
柴咲コウさんは、女優とは一線を画した歌手活動をずっと続けていますが、その透明感溢れる独特の世界観が名探偵コナン 異次元の狙撃手とは相入れないような気がしたからです。
端的に言いますと、柴咲コウさんからアニメというイメージが皆無だったからです。
しかし、主題歌ラブサーチライトを聴いてみますと、よくぞ名探偵コナン 異次元の狙撃手の制作側は柴咲コウをフューチャーしてくれた、でかした!という想いでいっぱいです。
もっとも、コナンの主題歌は今までも、B’zや斉藤和義も担当しているとのこと、しかも柴咲さんは前作「絶海の探偵」でゲスト声優を務めており、またコナンファンであることを公言して憚らないといいますので、柴咲ファンからしますと至極当然のことなのかもしれません。
私がとくに注目したのは、名探偵コナン 異次元の狙撃手にふさわしいテンポ感に加え、「ゆらり描いたlightでやっと君のこと見つけたよ」という部分です。
ゆらりという言葉に反してロック、ここに歌手・柴咲コウの真骨頂を感じます。
なお、柴咲さんはこの主題歌の歌詞に寄せて「犯人を追い詰めるという意味といとしい人を照らし続けるという意味を込めて作りました」とコメントしています。
この「いとしい」がひらがなになっているところにも、柴咲さんの繊細さ、言葉のチョイスの素晴らしさを感じます。
ぜひ劇場で、名探偵コナン 異次元の狙撃手の映像とともに聴いていただきたい主題歌です。
参考記事
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