観ていてボロボロ涙がこぼれました。実際にあったお話であること、主人公が並々ならぬ努力で確固たる地位を得たことなど、感動のシーンが満載でした。本当に泣けるお話なので、アカデミー賞候補なのも納得できますし、是非皆さんに観てほしいです!
感想
映画『大統領の執事の涙』は、実際にあったストーリーを映画化したものです。
この映画の感想を一言でいうならば、本当に感動的で観ていて涙がボロボロ流れてしまう作品でした。大統領の執事の涙の主人公であるフォレスト・ウィテカー演じるセシル・ゲインズは、黒人差別がひどい地域のアメリカ南部の出身です。
小さいころから、両親の営む農家を手伝っていましたが、ある日突然両親を失って、ご主人様がいる家庭の下働きとして懸命に働いて、一人で生きていこうと決意します。
セシル・ゲインズは、懸命に働いて、見習いからホテルマンになって、その後大統領の執事として働くことになるのです。
映画 大統領の執事の涙には、そんな主人公が努力で自らの地位を築き上げて、歴史が動くさまざまな出来事の中心で働くようになった素晴らしいシーンと、その歴史に翻弄されるあまりに、家族との関係が複雑になってしまう主人公の局面も盛り込まれています。ストーリー的な感想としては、実にすばらしいです。
まず勇気を貰えます。映画大統領の執事の涙の主人公は、誰が見ても過酷な状況にいました。もし、私だったら?と考えると、きっと死んでしまいたくなるような辛さだったと思います。
けれど、努力を惜しまずに、黒人差別の乗り越えながら生きていくさまは素晴らしいの一言に尽きるなぁという感想を抱きました。
大統領の執事の涙という映画は、実にさまざまな歴史的背景が絡んできます。キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争など、アメリカが実に大きく揺れ動いていた時代なんです。そんな歴史の変動をとても近くで見ていた彼は、大統領の執事に徹して、とても高い評価を受けていくのです。そして、その姿が黒人に対しての国民の意識を変えていくところまで影響を与えました。
感想として、大統領の執事の涙という映画は、少し重たい要素もありますが、全体的にはとても前向きになれる映画だという感想です。感想として、主人公の幼少時代を演じた子役の演技も抜群で、そのひたむきさに子を持つ親としては本当に涙が出て止まりませんでした。また大人になっても、その存在感があふれる演技に胸を打たれる場面は数知れずという感想を抱きました。
大統領の執事の涙という映画は、インターネットの感想のサイトを見てもとても評価が高くて、観る前から期待していたのですが、想像以上に感動的な映画で、これは色んな人が観るべきだ!と言う感想を抱いたほどです。私は、今まで観た映画の中で、大統領の執事の涙は一番泣いたのではないかと思います。
自分の息子がこうなったらどうしようとか、こんな強い子に育ってほしいな~と言う感想を抱くとともにかさまざまな感情が入り乱れてしまいました。よって感想として、大統領の執事の涙という映画は絶対に観たほうがいいです!大統領の執事の涙は、事前に見た感想の口コミサイトどおり観て大満足の映画だということを、断言します~。
評価
・総合点
85点/100点
・オススメ度
★★★★☆
・ストーリー
★★★★☆
・キャスト
★★★☆☆
・映像技術
★★★☆☆
・演出
★★★☆☆
・設定
★★☆☆☆
作品情報
タイトル | 大統領の執事の涙 |
公開日 | 2014年2月15日 |
上映時間 | 132分 |
区分 | 洋画 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | リー・ダニエルズ |
主演 | フォレスト・ウィテカー |