私の映画エヴァの告白を観ての感想は、とても切なく、辛く重たいことが続く作品だなぁと思いました。でも観なきゃよかったとは思いません。今のキラキラとしたアメリカだけでなく、このような時代もあったのだときちんと理解するためにも必要だと思いました。
ネタバレと感想
ネタバレ満載で、映画エヴァの告白のあらすじと私の率直な感想をお話ししていきます。ネタバレしますが、主人公のエヴァは、戦争から逃げるため最愛の妹とボーランドからアメリカへと渡ろうとします。ですが、病気がちな妹は隔離施設へ送還され、二人は離れ離れに・・・。
エヴァ自身も、入国が許されずに困り果てていると、一人のブルーノという男性に助けられるのです。映画エヴァの告白の最大のキーマンとも言えるであろう人物です。彼は、いけない事をして金を儲けていて、エヴァもいつの間にか彼のもとで働き始めるのです。
ここでネタバレですが、実はエヴァは純粋なカトリック教徒だったのですが、神に背いて生きていくようになったのです。エヴァの告白という映画は、これだけでは終わりません。彼女を愛するもう一人の男性が出てきます。
ネタバレになりますが、エヴァはこの男性に救いを求めるのですが、願いは叶わず・・・ついに犯罪に手を染めることになるのです。
映画エヴァの告白は、とにかく重たい雰囲気が続きます。けれど、つまらなかったという印象は残りません。考えさせられたし、この時代のアメリカを知っておくべきだと感じることも出来ます。
エヴァの告白は、恋人と観るような甘い作品ではありませんが、一人で観てじっくりと考えるにはもってこいの作品です。
劇場で見ると、可哀想という感情が先だって、なかなかスクリーンを見れないなんてこともありましたが、映像はノスタルジックでとても美しいので、是非とも大画面で観てほしいなぁと思います。
事前にネタバレサイトを観て、予習していったおかげで、ストーリーもきちんと理解することが出来ましたよ~。