映画舟を編むを観ての感想は、特に大きな山場もない淡々とした映画だけれども、決してつまらないわけではありません。新しい辞書を作るために奮闘する人たちの姿が実にいいです。仕事ってコツコツよね~と励まされます。
ネタバレと感想
映画『舟を編む』をネタバレ必須でご紹介していきます!舟を編むという映画の舞台は、某出版社です。
ネタバレしますが、松田隆平さん演じる主人公馬締光也は、出版社の営業マンとして働いていましたが、その文章に関する独特な感性を評価されて、新しい辞書「大渡海(だいとかい)」を作っていくことになるのです。
出版社と言えば、華やかなイメージのあるマスコミ業界ですが、そんなことはなく毎日コツコツと地道な作業が続きます。そんな中、主人公の馬締光也には、気にかかる女性ができます。
その相手は、ネタバレしちゃいますが宮崎あおいさん演じる林香具矢です。言葉や文字を専門にしている仕事なのに、自分気持ちはどう表現したらよいかわからなくて困っている主人公の姿が、とても同感できる映画でした。
舟を編むという映画は、盛り上がるシーンはあまりないかもしれません。ですが、辞書を作っていく一つ一つの過程がとても丁寧に描かれているので、ネタバレになりますが恋愛映画という要素はあまりありません。
辞書が出来るまでの映画というような感覚を覚えました。この舟を編むという作品は、たくさんの読者が大注目している本屋大賞の2012年の受賞作です。
私は、小説を読んでから、映画を観たので・・・観る前からすでにネタバレしていました!でも、すごく面白くて楽しんで観れたので、実写化しても期待を裏切らない作品だなぁと思います。
ネタバレ満載でご紹介しましたが、この舟を編むという作品は、恋人・家族・友達、誰と観に行っても楽しむことが出来ますよ~!