花子とアン 68話 ネタバレ!宇田川作の小説 逢引 内容は?実在する?

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自身の歓迎会で酔いつぶれてしまったはなは村岡に家まで送ってもらいますが、とんだ失態を犯してしまいます。落ち込んでいるところに今度は宇田川さんへの依頼を頼まれてしまう。はなに試練が立ちはだかります。

ネタバレ

花子とアン 68話 は、はなに試練が課せられる回です。ここからネタバレです。
自身の歓迎会ですっかり酔っ払ってしまったはなは、村岡の手を借りてかよのアパートに帰ることに。そこで村岡は自分が贈った辞典が漬物石代わりにされていることに気付きます。「花子さんは翻訳の勉強を辞めたのですか」村岡はショックを隠せない様子ではなに尋ねます。はなは村岡にバレてしまった焦りからか「都会育ちのあんたに、私の気持ちがわかるはずなんてねえ!」と悪態をつきます。そんなはなの代わりにかよが村岡に謝り、なんとか村岡に帰ってもらいます。
はな、こんなに酒癖が悪いとは…。村岡さんドン引きしないか心配です。しかも自分の贈り物を漬物石にされているのを見たら、ガタ落ちですよね。さて、はなはこのことを覚えているのでしょうか?

翌朝、かよから昨夜の失態を聞くも、はなは全く覚えていませんでした。やっぱり…自分の恥ずかしい行いと失態に気を落としながら、はなは出勤します。
梶原から呼ばれたはなは、編集者としての仕事を依頼されます。それは、かつて『みみずの女王』が受賞したときに、はなと一緒に壇上に立っていた宇田川に連載の依頼をすることでした。こんな二日酔いの人に大事な仕事を頼んで大丈夫なんでしょうか…
宇田川は、はなが『たんぽぽの目』を梶原の元へ持っていったときに、久しぶりに再会したはなをひどい態度で見下していたような人です。はなの心にも不安が募ります。

はなは早速宇田川の元へ行き、連載のお願いをしますが、当の宇田川の態度は最悪なものでした。宇田川は『逢引』という小説を執筆している最中だったのです。
この宇田川の『逢引』という物語、実在するのでしょうか?そもそも、宇田川のモデルとなっている小説家は公式で発表されてはいないものの、吉屋信子という小説家が有力なのではないかと説が飛び交っています。その吉屋信子の作品の中に『逢引』という作品はないようなので、今回出てくる『逢引』はドラマのオリジナルのようですね。ただ吉屋信子は同性愛の気質があり作品の中にもそれを感じさせるものも少なくなかったようですので、もし『逢引』という小説を書いていたとしたら、それに絡めたお話だったかもしれませんね。

さて、宇田川に冷たくあしらわれたはなは昨晩の失態で既に落ち込んでいたはなは傷口に塩を塗られたような気分です。さらにその場にいた、見ず知らずの男性に「編集者に全く向いていない」と言われてしまいます。さらにさらに、はなが編集部に戻ると、そこにはあの村岡の姿が。塩は塩でも粗塩を塗り込まれたようなはなであります。昨晩の失礼を詫びるはな。そんなはなに「良かったら今夜、歓迎会やり直しませんか?」と村岡が誘う。見ていた他の社員がボソッと「逢引か」と呟きます。それで、宇田川さんの小説が『逢引』だったんですね。伏線だったわけです。

さあ、村岡と歓迎会をすることになったはなですが、歓迎会、2人でするのでしょうか?そしてカフェーではなに痛い言葉を掛けたあの男性は一体誰なんでしょう?今後関わってきそうですよね。展開が気になります。

各話のネタバレ&感想

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