突然の蓮子からの電話に有頂天のはな。二人は銀座のカフェで会うことを約束します。しかし当日、二人の前に思い掛けない障害が立ちはだかります。10年ぶりに会うはなと蓮子はどんな話をするのでしょうか?
ネタバレ
花子とアン 70話は、久しぶりに蓮子がメインの回ですよ。ここからネタバレです。
聡文堂に鳴り響く電話の音に、はなはいつも通りに応対します。しかしその相手は思い掛けない人でした。腹心の友、蓮子です。蓮子は東京に出てくる用があるため、会いましょうとはなを誘います。二人はかよが働く銀座のカフェーで待ち合わせをします。
いよいよ蓮子との再会当日。はなは、普段よりおしゃれをして、地に足が着かない様子。それを見て周りは「逢引か」とはなを冷やかします。
しかし、そんな冷やかしも耳に届かないくらい心はもう銀座のカフェに行ってしまっているはな。まるで二人は恋人同士のようですね。はなにとってそれだけ大事な人、ということが窺えます。
待ち合わせ10分前―はなは急いで帰り支度を済ませ、帰ろうとします。するとそこに来訪者が―あの宇田川です!担当のはなは宇田川の来訪になかなか帰ることが出来ず、はやる気持ちを抑えるのに必死です。
その頃、蓮子は銀座のカフェに無事到着していました。蓮子はセイロンティーを頼み、カフェ側は騒然とします。セイロンティーはなかなか庶民のカフェでは馴染みのないものだったのです。
セイロンティーとはスリランカ産の紅茶のことで、大きく分けて5種類の紅茶があるそうです。その中には世界三大銘茶の一つのウバがあります。セイロンティーは総じて渋みが少ない上にクセがなく、香り高い味だそうです。もちろん味も万人受けする美味しさです。ミルクティーなどよく合うそうですよ。
“紅茶”ではなく“セイロンティー”を頼んだ蓮子に、いつぞやかよに絡んでいた常連の学生宮本はカフェ側にコーヒーの薄めたものを出させ、心ない言葉を浴びせます。
カフェに緊迫した空気が立ち込めます。
三輪さんの語りで、「はなが遅くならなければ二人は会うことはなかったのに…」とのことだったので、この二人は今後大きく関わっていくことが予想されます。
どんな風に関わっていくのでしょうか?またはなは蓮子の元へ辿り付けるのでしょうか?