花子とアン 80話 ネタバレ!かすみのブローチと表情の意味は?今後は?

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自身も製作に参加した『ニジイロ』を手に、英治は妻を見舞います。聡文堂は創刊まで休む間もないような状況です。そんな中はなは村岡印刷へ梶原とともに挨拶に行きます。はなは心身ともに疲れ切っているよう。

ネタバレ

花子とアン 80話は、はなの心はどしゃぶりの雨です。ここからネタバレです。
英治は妻の病院にいました。その手には『ニジイロ』を持っていました。早速、雑誌を妻のかすみに見せると、かすみは『王子と乞食』のページを見つめ、すぐにその挿絵が夫・英治の書いたものだと分かります。二人の会話から英治が昔絵描きを目指していたことが分かります。だからあんなに上手な挿絵を描けたんですね。
夫の絵をすぐ見抜くとは、やはり長年連れ添ってきただけあってはなとは違いますね。以前はなは自分の翻訳の挿絵が英治が書いたとは分からなかったですからね。そんなところにはなと妻・かすみの対比がされているのではないでしょうか。

英治が帰った後、かすみは一人『ニジイロ』を読んでいました。すると、何を思ったか、突然脇にある引き出しに手を伸ばし、ある箱を手に取りました。その中には綺麗なブローチが入っていました。このブローチを複雑な表情で見つめるかすみ。このブローチは一体何なのでしょう?推測ですが、このブローチは英治から贈られたものなのではないでしょうか?しかし、かすみは英治のことを愛しながらも、それと同時に罪悪感も感じているからあの表情だったのでしょうね。

一方、はなもかよに『ニジイロ』を一番に見せていました。自分のことのように喜ぶかよ。次いで、ミスタードミンゴがはなのことを褒めていたことを伝えます。ミスタードミンゴとはカフェにいつもコーヒーを頼む紳士で、はなのことを“編集者に向いていない”と厳しく批判するもどこか憎めない方です。実はこの方、村岡印刷の社長であり、村岡兄弟の父親なんですが、このときはまだそのことをはなは知りません。
それにしても姉妹っていいですね。お互いに思いやって支え合っているからこそ、こんな状況でもはなも仕事を頑張れるのでしょう。

翌日からも聡文堂は雑誌の発売準備に大忙しです。そんな中、はなは梶原から宇田川の元へ雑誌を届けるよう依頼されます。作家さんには発売前に必ず届けるように、と梶原からも同僚からも念を押されるはな。それに笑顔で応えますが、いや~な予感です。

その後、はなは梶原とともに村岡印刷へ挨拶に出向きます。英治が居るのでは…とヒヤヒヤしながら向かうはなですが、あいにく英治は外出中。しかしそこには郁弥と、ミスタードミンゴの姿が!はなはビックリして声が裏返ります。そこで初めて、ミスタードミンゴが村岡印刷の社長であり、村岡兄弟しいては英治の父親であることをはなは知るのです。

その頃、英治は妻の病院にいました。部屋に入ろうとしたところ、看護婦に止められ「今日は具合が優れないから」と追い返されてしまいます。英治は心配しますが、看護婦の“それほど心配することはない”との言葉に不思議に思いつつも病院を後にします。
病室の中では、妻・かすみが外を眺めています。どうやらかすみはとくに具合が悪いわけではなかったよう。看護婦が「優しい旦那さんですね」と声を掛けると「優しすぎるの…」と遠くを見つめながらかすみは答えます。
きっと、自分がこんな状態なのに離縁をせず看病に毎日のように着てくれる英治に嬉しく思いながらも、罪悪感を感じているのでしょうね。この感じから今後は、かすみから英治に離縁を持ちかけるような気がしますね。

その日、はなは同僚とともに翌朝までの仕事をしていました。同僚が今日は結婚記念日だという話をすると、はなはすかさず自分が引き受けるから帰るように勧めます。同僚はその言葉に甘え、帰ってしまいました。翌朝までの仕事を一人で…大丈夫でしょうか?外はどしゃぶりの大雨-はなはあの日のことを思い出しますが、それを忘れようと仕事に打ち込みます。

なんだかいやな予感がする回ですね。宇田川へ届ける雑誌もそう、翌朝まで仕上げなければならない仕事もそう。はなは心身ともに疲れきっているこの状況で、乗り越えられるのでしょうか?

各話まとめ

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