花子とアン 84話 ネタバレ!ついに香澄が…明治の結核の死亡率は?

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教会の図書館ではなは今まで閉ざしていた失恋の苦しみを爆発させます。何も語らないはなが心配な朝市。その頃蓮子はまたもや伝助に内緒で龍一に会うために東京にやってきていました。二人の対象的な生活が見ものです。

ネタバレ

花子とアン 84話は、はなの苦しみが爆発します。ここからネタバレです。
教会の図書館にやってきたはなは、手に持った英英辞典を窓から投げ捨てようとします。突然のはなの行動を見ていた朝市は、すぐさまはなに駆け寄りなだめようとします。
「こんなもの持っていたってしょうがないわ!」「はな、いいから一回離せ!」なんとか辞典を取り上げることに成功しましたが、今までとは様子が違うはなに朝市は気が気ではありません。何があったのか理由を尋ねるも、はなは口を閉ざします。どうすることも出来ないまま、朝市ははなを家まで送っていきます。家に帰るとふじが全てを分かっているかのように優しくはなに言葉を掛けます。そんなふじにはなは東京での恋の顛末を正直に話します。ふじははなに東京に戻ることを勧めると、「おかぁはいつだってはなの味方さぁ」と優しくはなを抱き寄せました。

はなも相当ストレスが溜まっていたんでしょうか…今までこんなに爆発したことはなかったのですが、地元で気が緩んでいたのでしょうか?しかしふじの優しい笑顔に癒されたようで良かったですね。

はなは地元で両親や朝市に元気をもらい、夢でおじぃやんに会うことも出来、聡文堂に出勤します。次号の翻訳を梶原に渡すと「面白い」と再起を認めてもらえたのでした。
おじいやんが“周右衛門”として夢で再会出来たのが嬉しかったですね。はなもそのおかげで復帰の糧を得たわけですね。

その頃、東京には蓮子の姿が―。今度ははなに会うためではなく帝大生の龍一に会う、ただひとつの目的のために東京にやってきたのでした。いつもの屋台でお酒を交わす二人でしたが、突然龍一が席を立ちます。それを急いで蓮子は追います。すると、龍一は蓮子の手を取り自分の家に連れて行きます。「最近監視されている」龍一がそう言うと驚く蓮子でしたが、龍一は気にせず「死ぬほど会いたかった」と蓮子を抱き締めます。

病院に慌てて向かう英治。香澄の病室に到着すると、そこには静かに横たわる香澄の姿が-英治は香澄の姿に現実を受け止められません。
香澄が亡くなってしまったようです…結核はそんなに死亡率が高いのでしょうか?今作の舞台である明治時代は結核による死亡率が年々増加し、特に小児から50歳代までの女性に多かったようです。まさに香澄はそれに当てはまるのでしょうね。さらに明治から大正時代は結核を患った50%の人が死に至っていたそうですから、本当に死と隣り合わせの状況だったんですね。

はなは仕事に復帰し、宇田川の担当もまた任せるようになりました。これから、はなは仕事に邁進していくのでしょうが、香澄が亡くなったことで、はなの心の内はまた穏やかではなくなりそうです。次回予告で蓮子の恋も波乱が巻き起こりそうですし、朝市と英治が一緒にお酒を交わしている場面もありました。来週もパルピテーションな展開が待っていそうです。

各話まとめ

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