「近キョリ恋愛」あらすじと感想(ネタバレなし)

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累計200万部超の大ヒット少女コミック「近キョリ恋愛」待望の実写映画化です。イケメン英語教師と、クールな天才女子高生、一番近くにいるけれど近付いてはいけないはずの2人の恋の行方は一体どうなるのでしょうか?

近キョリ恋愛の画像

あらすじ

近キョリ恋愛」のあらすじです。

枢木ゆには、どんなときでも表情を崩すことのないクールな天才女子高生。成績は常に学年トップですが、英語だけは苦手なため、赴任して来たばかりの英語教師・櫻井ハルカから放課後2人だけの特別補習授業を受けることになってしまいます。
自信満々でツンデレな性格だが美形なため、女子生徒に大人気の櫻井ハルカのことが大嫌いなゆにでしたが、常に気持ちを抑え、強がっていることを見抜かれ、心を乱されるのでした。

ゆにの従兄弟で保護者がわりの数学教師・明智数馬は、情緒不安定になっているゆにに気付き、ハルカとの補習授業を終わらせます。
補習授業が無くなり喜ぶゆにでしたが、なぜか寂しさを覚えます。
「胸がゆらゆらする。」と言うゆにに、たった1人の親友・ナミは、それは恋だと教えるのでした。

初めての感情に戸惑うゆには、必死の想いでハルカに告白します。そんなゆにの健気さとひたむきさに思わず彼女にキスしてしまうハルカでしたが、ゆにの新しい担任でハルカの元カノ・瀧沢美麗にそれを見られてしまいます。

2人の間の距離は不安定なまま、許されない恋と分かっていながら2人の想いは止められません。
そんな中、ゆにに留学の話が持ち上がるのですが―。

作品概要

「近キョリ恋愛」の概要をネタバレなしで説明します。

「近キョリ恋愛」は、『別冊フレンド』にて連載され、累計200万部を超えるみきもと凛作の大ヒットコミックの実写映画化です。
英語教師と天才女子高生の禁断の恋を描いた本格ラブストーリーとなっています。

イケメン英語教師役には山Pこと山下智久が扮していますが、映画出演3作目の山Pは、意外にも本格的な恋愛映画に出演するのはこれが初めてだそうです。女子生徒に圧倒的な人気のツンデレ教師役を演じてみた感想は、「台本を読んだ時は恥ずかしいなと思ったんですけど、凄く気持ちよかったです」ということでした。

一方、ヒロインの天才女子高生役の小松菜奈は、一番の見どころでもある教卓の下でのキスシーンが、胸がキュンとした場面だということです。ここはストーリー的にも、ハルカとゆにのお互いの気持ちが伝わりあう大切なシーンなので、見どころとなります。

また、他の出演者も小瀧望、水川あさみ、新井浩文、山本美月などの豪華なメンバーとなっています。

監督は、最近「君に届け」などの上質な恋愛映画を手掛けている熊澤尚人監督が担当しており、繊細な表現の恋愛映画になっているのではないでしょうか。

主題歌はサカナクションが担当しており、タイトルは『蓮の花』です。この曲は、TVドラマ版の方の主題歌としても使用されています。

予告編動画

感想

「近キョリ恋愛」の感想です。

2008年の「映画クロサギ」、2011年の「明日のジョー」に続き3本目の映画出演となる山Pこと山下智久が、英語教師・櫻井ハルカを演じています。『クールビューティー』な山Pに、史上最強の男前でツンデレなハルカ役は、イメージにピッタリだと思います。

また、クールな天才女子高生のヒロイン・枢木ゆにを、「乾き。」で、実は暗い部分を抱えている優等生役の熱演が記憶に新しい小松菜奈が演じています。こちらは、マンガのゆにのイメージよりも、小松菜奈はクール過ぎる印象を受けるので、ちょっとイメージが合わないのかな、という気がします。

ジャニーズからは、ゆにに想いを寄せるクラスメイト・的場竜役に『ジャニーズWEST』の小瀧望も出演しています。小瀧望は、全体に華奢なイメージのあるジャニーズ勢の中で、身長が183cmもあり、同じく180cmを超えている藤井流星と合わせて『ツインタワー』と呼ばれているそうです。

また、この映画公開に合わせて、高校時代のハルカや美麗のストーリーのTVドラマも放映されています。
高校時代のハルカ役の阿部顕嵐をはじめ、岸優太、高橋颯、田島将吾、長妻怜央のジャニーズJr.のメンバー達が出演しています。阿部顕嵐は、山Pとイメージが割と近いので、違和感なく見ることができるのではないでしょうか。