実写版「ルパン三世」あらすじと感想 ※ネタバレなし

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あの「ルパン三世」が小栗旬によりついに実写映画化!所有者は世界を統べるという秘宝『クリムゾン・ハート』をめぐり、若きルパンと仲間たちが謎に挑むアクション大作です。

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あらすじ

実写版「ルパン三世」のあらすじです。

紀元前40年代の古代ローマで、アントニウスがクレオパトラ7世に贈ったとされる、世界で最も美しいジュエリー『クリムゾン・ハート』。
『光の首飾り』に『深紅のルビー』が埋め込まれている究極の宝物『クリムゾン・ハート』は、過去に何者かによって盗み出され、行方不明になっていました。

そして現代。アジアの闇社会を牛耳るMr.プラムックと、かつてアルセーヌ・ルパンの相棒として活躍し、今は世界有数の盗賊団『ザ・ワークス』の頭目ドーソン。この2人が、ルビーと首飾り、それぞれの所有者として、互いの秘宝を狙い合っていたのです。

ドーソンは、自分の後継者を選ぶための会合を自邸で開きます。
世界中から集まる泥棒達の中に、アルセーヌ・ルパンの孫・ルパン三世の姿もありました。
ドーソンは、旧友の孫ルパン三世を自分の後継者に推すつもりだったのです。

この会合を狙ったプラムックは、ドーソン暗殺に成功、首飾りを手に入れ『クリムゾン・ハート』を完成させます。

ドーソンの遺志を継いだルパン三世は、仲間の次元大介、峰不二子、石川五ェ門と共に、プラムックによりジャングルの奥深く、地雷原と武装兵に守られている難攻不落の『方舟(ジ・アーク)』に隠された秘宝奪還に挑みます。

作品概要

実写版「ルパン三世」の概要をネタバレなしで説明します。

モンキー・パンチ原作の漫画で、アニメが有名な「ルパン三世」が、40年ぶりに実写映画化されます。

キャストは、主人公のルパン三世役は小栗旬、次元大介役に玉山鉄二、石川五ェ門役に綾野剛、峰不二子役に黒木メイサ、ルパンのライバル銭形警部役に浅野忠信となっています。
また台湾の人気グループ『F4』のジェリー・イェンなど、アジア各国の俳優がゲストキャラクターとして起用されています。

マンガが実写化される際にはキャスティングが難しいそうですが、この「ルパン三世」も人気の高い作品なだけに、かなりキャスティングに手間取り、構想から発表まで4年もかかってしまったそうです。

特に峰不二子役には、沢尻エリカ、長澤まさみ、綾瀬はるかなどの名前も挙っていた様です。
他にも、次元大介役にはオダギリジョーや妻夫木聡、石川五ェ門役には藤原竜也や瑛太、銭形警部役には香川照之や筧利夫などの名前も挙っていたそうです。

音楽はアニメのテーマ曲のイメージが強いですが、今回の実写映画化にはTBSが制作に加わっているため、日本テレビ系列で制作されているアニメ版のテーマ曲は使用されなかったようです。
今作のメインテーマは、布袋寅泰作の「TRICK ATTACK -Theme of Lupin The Third-」となっています。

予告編動画

感想

実写版「ルパン三世」の感想です。

マンガが実写化される際には、どうしてもキャストとキャラクターのイメージが合っているかどうかが気になりますが、この「ルパン三世」もアニメのイメージが強い作品なだけに、今回の配役にはいろいろな意見がある様です。

ルパン三世役は小栗旬となりましたが、ネット上では大泉洋の名前も挙っていました。
しかし、小栗旬も、ルパンの赤いジャケットが似合う様に8kg減量していたり、予告編を見る限りでは、アニメ版の声優・山田康雄を意識した様なセリフまわしをしていて、案外イメージに合っているのではないでしょうか。

峰不二子役には黒木メイサが起用されていますが、個人的には藤原紀香の方がイメージに合うのではないかと思います。

また、銭形警部役には香川照之の名前も挙っていたらしいのですが、「あしたのジョー」の丹下段平役や「るろうに剣心」の武田観柳役などマンガの実写映画化の際には独特の役作りが話題の俳優さんなだけに、見てみたかった気がします。

今作は、世界で通用する作品にしたいというプロデューサーの意向で、ハリウッドを拠点に活動している北村龍平監督が起用されましたが、アクションを得意とする監督なだけに、アクションシーンが楽しみです。