映画「メイズ・ランナー」あらすじネタバレ結末と感想

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メイズ・ランナーの紹介:ディラン・オブライエン主演、ジェームズ・ダシュナーのティーン向け小説を映画化したSFサスペンススリラー。主人公たちが、謎の巨大な迷路(メイズ)に送りこまれ、脱出を試みる。

メイズ・ランナー あらすじ

メイズ・ランナー 映画

映画「メイズ・ランナー」のあらすじです。

大人気ドラマ「ティーン・ウルフ」のディラン・オブライエン主演、ジェームズ・ダシュナーのティーン向け小説を映画化したSFサスペンススリラー。

16歳のトーマスは、記憶を失った状態でエレベーターで目を覚まします。そこは、高い石の壁で囲まれた「グレイド」と呼ばれる広大な草深い場所で、少年たちの集団が挨拶してきます。

毎月、新しく少年が送りこまれてくるといいます。少年たちは「グレイダー」と呼ばれ、コミュニティを形成し、それぞれ特別な任務を担当していました。

最初にグレイドにたどり着いたリーダーのアルビーは、みんな徐々に自分の名前を思い出しますが、誰も過去を思い出すことはできないと言います。

グレイドの周囲には巨大な迷路があり、それが脱出する道であろうことを少年たちは学びます。脱出ルートを探りながら、夜になる前に戻らなければなりません。夜には入口が閉ざされ、迷路内部の構造が変化します。

少年たちのなかで優秀な者は「ランナー」となり、迷路を探検します。迷路の中には「グリーバー」と呼ばれるモンスターが生息しており、そのモンスターに傷つけられた者はやがて正気を失っていきます。

トーマスとミンホはある夜、迷路の中に取り残されますが、生き延び、クリーバーを殺害することに成功します。

エレベーターに最初の少女が送りこまれてきます。彼女はトーマスのことを覚えていましたが、彼は彼女を思い出すことができません。彼女は送れこまれた最後の一人でした…。

メイズ・ランナー 作品概要

映画「メイズ・ランナー」の概要をネタバレなしで説明します。

原作のジェームズ・ダシュナーは、1972年生まれのアメリカの作家です。主にティーン向けのシリーズを手掛けています。

6人兄弟の一人で、ユタのブリガムヤング大学で会計学の修士号を取得しました。彼自身も4人の子をもうけています。

彼の作品は、アドベンチャー、サバイバル、SFに該当します。「メイズランナー」は彼の最もよく知られた作品です。2011年にはアメリカ図書館協会ヤングアダルト・ベストフィクション賞、2012年には読者投票によるヤングリーダーズチョイス賞を受賞しました。

2014年9月21日にはニューヨークタイムズのベストセラーリスト入り100週を達成しました。その2日後には、映画化が発表されました。

「メイズランナー」シリーズは、2009年に1作目「メイズランナー」、2010年に2作目「スコーチトライアルズ」、2011年に3作目「デスキュア」と3部作として刊行されました。

さらに2012年には1作目の13年前を描いた4作目「キルオーダー」が刊行され、また4作目と1作目の間を描く5作目「フィーバーコード」が2016年刊行予定となっています。

映画版も3部作が構想されており、2作目「スコーチトライアルズ」を原作とする映画2作目が北米で2015年9月18日公開予定となっています。

メイズ・ランナー ネタバレ結末

映画「メイズ・ランナー」の結末ラストの予想です。※ネタバレ含む

グレイダーのほとんどは、トーマスおよびテリーサを自由にし、メイズからの脱出を試みることに意見が傾いていきます。しかしゲーリーらは脱出を拒みます。

グリーバーと戦い、サバイバーたちはメイズから脱出し、死んだ科学者や技術者があふれているラボに入ります。アバ・ペイジという女性はビデオで、太陽のフレアによって惑星が荒廃し、その後、脳に影響を与えるフレアという致死性のウィルスのパンデミックが起こったと説明しています。

グレーダーたちはウィルスに免疫があったことがわかります。グレーダーたちは自分たちが脳がウィルスに対してどのように抵抗するかを研究する実験の一部であったことを知ります。

その女性は傭兵のような軍服を着た男たちがラボを襲った際、自らを撃ちます。

ゲーリーはグリーバーに刺され、錯乱する中で、メイズに止まるべきだと主張し、トーマスを銃で殺そうとします。ミンホはゲーリーを殺しますが、トーマスをかばったチャックが撃たれてしまいます。

覆面をかぶった男たちが入ってきて、彼らをヘリコプターに連れていきます。ヘリコプターはメイズを飛び越え、荒廃した街へと向かっていきます。

メイズ・ランナー 感想

映画「メイズ・ランナー」の感想です。

本作は、原作はティーン向けの小説ですが、世界で3億ドルを超える大ヒットとなっており、幅広い世代が楽しめる作品となっていると思われます。

3部作の人気シリーズ小説を原作としており、単なるワンアイデアのシチュエーションスリラーではなく、深い背景を持った作品であり、SFファンやスリラーファンはもちろん、映画ファンも十分楽しめるでしょう。

キャストで注目は、やはり主演のディラン・オブライエンです。1991年ニューヨーク生まれの人気若手俳優、歌手です。元女優で俳優学校を経営している母と撮影技師の父のもとに育ちました。

14歳でYouTubeにオリジナルビデオを配信しはじめ、それがきっかけで業界関係者に誘われてウェブ関連の仕事を受け、その後、80年代の同名映画のリメイクである MTVドラマシリーズ「ティーンウルフ」のオーディションに合格します。

同作で狼男になった高校生スコットの親友、スタイルズ役で出演し俳優デビューすると、2013年にヴィンス・ヴォーン、オーウェン・ウィルソンと共演した コメディ映画「インターンシップ」で人気を獲得していきます。

そして本作で主演を務めて大ブレイクし、次期スパイダーマン役の候補にも挙げられるようになります。本作ともども今後の彼の活躍に期待です。