中川翔子さんのヌンチャクは見事なものでしたが、ストーリーはいまいちです。ただ、衣装のコスプレはマニアには嬉しいと思います。きっとロリータファッションが好きな方は、観に行って楽しめるかと思います。
感想
ヌイグルマーZは、原作は大槻ケンジさんで、監督の井口監督とタッグを組んでこの度映画化されました。この映画は、「弱虫だって、ヒーローになれるんだ!」という気持ちがたくさん詰まっている映画です。中川翔子さん演じる主人公はまさに、ヒーローになることを夢見て過ごしていた孤独な少女でした。
ですが、ピンクのテディベアと合体することで、世の中を救うヒーローへと変身します。そんなヌイグルマーZの主人公とタッグを組むのが、ちょっと毒舌でキュートなピンクのテディベア!ピンクのテディベアの声を、なんと個性派有名俳優の阿部サダオさんが演じています。そして、敵役のテディベアには声優界の大御所山寺宏一さんが声優をされています。
ヌイグルマーZの重要人物、姿のない最強戦士ドゥーマアは、鮎川冬子が娘の響子ために作っていたテディベアの本体にもぐりこみます。そこで、響子から自分を必要とするエネルギーを感じて、彼女を守ろうとピンクのテディベアとなって側にいるようになるのです。
そして、突如現れた響子の妹夢子!それがヌイグルマーZの主人公の中川翔子さんです。果たして、夢子とテディベアは夢子を守れるのか!?
ヌイグルマーZを観た私の率直な感想は、ドダバタコメディだなぁという印象でした。全体的にみると、「これって、映画館にわざわざ観に行く映画なのかなぁ?」と疑問に思ってしまいますが、よく観ていくと何気にすごい映画だということが分かります。
まず、ヌイグルマーZのキャスティングが何気にすごいという感想を持ちました。声だけの出演でも、阿部サダオさんや山寺宏一さんなどの存在感のある声は本当に聞きごたえがありましたよ~。また、主人公の夢子のファッションにも注目です。ロリータファッションの方ならぜひ見て頂きたいと思います。ピンクのふりふりを着た主人公が、ヌンチャクでゾンビを倒していくのですから驚きです。
かっこいいロリータ!という感じで、ヌイグルマーZの見どころだなぁという感想を持ちました。一緒に行った友達の映画の感想も、「最初はくだらないと思ったけど、なかなか細部にこだわっているよね」といったものでした。ヌイグルマーZは、映画館で観るほどではないけど、自宅でお菓子を食べながら観る分には非常に楽しめる映画だったという感想です。
ヌイグルマーZは、新しい感覚の映画でした!
評価
・総合点
60点/100点
・オススメ度
★★★☆☆
・ストーリー
★★☆☆☆
・キャスト
★★☆☆☆
・映像技術
★★☆☆☆
・演出
★★☆☆☆
・設定
★★☆☆☆
作品情報
タイトル | ヌイグルマーZ |
公開日 | 2014年1月25日 |
上映時間 | 99分 |
区分 | 邦画 |
ジャンル | アクションコメディ |
監督 | 井口昇 |
主演 | 中川翔子 |