映画「セッション」のあらすじネタバレ感想!結末ラストは?アカデミー賞受賞作!

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セッションの紹介:サンダンス映画祭でグランプリ&観客賞受賞、今年のアカデミー賞で助演男優賞ほか3部門を受賞した、28歳、新進気鋭のデイミアン・チャゼル監督による世界を驚愕させた作品。

セッション あらすじ

セッション 映画

映画「セッション」のあらすじです。

数々の才能を発掘してきたサンダンス映画祭でグランプリ&観客賞受賞、今年のアカデミー賞で助演男優賞ほか3部門を受賞した、28歳、新進気鋭のデイミアン・チャゼル監督による世界を驚愕させた作品。

アンドリュー・ニーマンは、全米一の名門音楽学校に入学した1年生です。幼いころからバディ・リッチのような世界的ジャズドラマーになることを夢見ています。

ニーマンは、伝説の鬼教師フレッチャーのバンドにスカウトされ、フレッチャーに認められれば、偉大な音楽家になるという夢に近づくと喜びます。

しかし、ニーマンを待っていたのは、異常なまでの完璧さを求め、0.1秒のテンポのズレも許さない、フレッチャーのレッスンでした。

フレッチャーは天才を生み出すことにとりつかれており、レッスンは次第に狂気を帯び始めます。

フレッチャーは精神を鍛えるために様々にニーマンを追い込んでいきます。ニーマンは恋人と別れ、家族、人生さえも投げ打ち、フレッチャーの指導に着いていこうとします。

果してフレッチャーはニーマンを最高の高みへと導けるのか、それともニーマンを叩き潰してしまうのでしょうか。

ラストには、映画史に残る9分19秒の衝撃のセッションが待ち受けます…。

セッション 作品概要

映画「セッション」の概要をネタバレなしで説明します。

本作の監督は、1985年アメリカ・ロードアイランド州生まれのデイミアン・チャゼルです。計算機科学者の父と作家である母との間に生まれました。

高校ではミュージシャンを志望し、ジャズ・ドラマに打ち込みました。このときに音楽教師から厳しい指導を受けた経験が本作のもとになっています。

デイミアンはミュージシャンの夢をあきらめ、高校卒業後、ハーバード大学に入学し、幼いころの夢であった映画製作への道を志します。

2009年、ジャズ・ミュージカル映画「Guy and Madeline on a Park Bench」で監督デビューし、2013年、ホラー映画「ラスト・エクソシズム2 悪魔の寵愛」およびスリラー映画「グランドピアノ 狙われた黒鍵」の脚本を手掛けました。

本作の企画は当初、出資してくれる人がなかなか現れませんでしたが、2012年に、優れた脚本でまだ映画化されていないもののリストである「ブラックリスト」に掲載されたことで企画が実現していきます。

2013年には資金集めのため、コンセプトを短編化させたものを「サンダンス映画祭」に出品すると、最優秀賞を獲得し、2014年、完成版は同映画祭の観客賞およびグランプリを獲得しました。

セッション ネタバレ結末ラスト

映画「セッション」の結末ラストの予想です。※ネタバレ含む

ニーマンは、クラブでフレッチャーの演奏を見ます。ふたりは一緒に酒を飲みます。フレッチャーは教え子が達成すると予想される以上のところに教え子を持っていきたいと説明します。

フレッチャーはニーマンを自身のバンドに招待し、ニーマンもそれに応じます。ニーマンはニコールを招待しますが、断られます。

ジャズフェスティバルのステージで、フレッチャーはニーマンに楽譜を渡していない曲を演奏します。ニーマンは恥をかかされ、ステージを降りますが、再び戻り、フレッチャーを遮り、「キャラバン」を演奏し始めます。

バンドはニーマンに従い、フレッチャーは驚きますが、次第に合わせていきます。ニーマンはドラムソロで曲を終わらせ、フレッチャーは彼を認めて頷きます。

予告編動画

セッション 感想

映画「セッション」の感想です。

本作は、ドラムが好きな方、音楽が好きな方のみならず、アカデミー賞に5部門ノミネートした作品ですので映画好きにとっては楽しみな一本です。

28歳の新鋭デイミアン・チャゼル監督は、若く新しい才能をどのようにみせてくれるでしょうか。見逃せない作品でしょう。

見どころは、ニーマンがフレッチャーによってどんどん追い込まれていくところであり、そしてラスト9分19秒の衝撃のセッションでしょう。

キャストで注目されるのは、フレッチャー役を演じるJ・K・シモンズです。彼は1955年アメリカ・デトロイト生まれの俳優です。中学校の音楽教師の父と行政官の母の間に生まれました。

父はその後、モンタナ大学音楽学部長に就任し、1978年自身も同大学で作曲を学び、卒業後、音楽愛好者団体「ファイ・ミュー・アルファ・シンフォニア」に参加しました。

その後、シアトル・レパートリー・シアターに参加します。ブロードウェイミュージカルやオペラでキャリアを積みました。

1994年「サイレントナイト/こんな人質もうこりごり」で映画デビューし、1999年「サイダーハウス・ルール」や2002年からの「スパイダーマン」シリーズなどに出演しています。

本作ではまさに怪演と呼べる演技をみせており、アカデミー賞助演男優賞ほか数々の賞を獲得しています。まさにフレッチャー役にぴったりな俳優だといえるでしょう。