東京家族の感想(日本アカデミー賞 受賞作品)

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東京家族は大きな山場も、盛り上がりもあまりありませんが、観ていてじーんと胸が熱くなるような気持ちになります。なんといってもキャスティングが素晴らしいので、その方々の演技を見ているだけで嬉しくなります。特に老夫婦役のお二人が最高です。

東京家族の画像

感想

東京家族という映画は、小津安二郎監督による「東京物語」が山田洋二名監督によってリメイクされた映画です。2011年に公開予定でしたが、東日本大震災が起きて公開が中止となったため、2013年にキャストの一部変更と脚本内容を一部改訂して2013年の公開となりました。今作品は第37回 日本アカデミー賞(2014年)の受賞作品にもノミネートされております。

その際に、映画 東京家族のメインキャストである老夫婦役の二人が、橋爪功と吉行和子に変更されたといいます。この二人の演技の感想は、私がするのが申し訳ないくらい素晴らしかったです!自然で、セリフがなくても深みがあって、画面に映し出される二人の姿にとても安心感を覚えた映画でした。

この、映画 東京家族のあらすじは、瀬戸内の小島から上京して、東京で過ごす自分たちの子どもたちと久々の対面を通して、老夫婦がさまざまなことを感じていく姿が描かれています。
息子役に、西村雅彦、妻夫木聡などの名俳優が出演していて、どこをとってもキャスティングは豪華です。映画 東京家族は、日本における家族の在り方や家族を通して感じる絆などが作品の中にたくさんちりばめられた素敵な作品だなぁという感想を持ちました。

東京家族という映画の、素直な感想を述べますと、映画館中にゆったりとした時間が流れるとともに、離れて暮らす自分の両親や兄弟のことを思い出して、「感謝しないとな~」という感想が胸に芽生えてしまうようなそんな映画でした。
故郷にいるころは親のことを疎ましく感じたり、こんな田舎は嫌だと思うことがあるかもしれませんが、いざ親もとを離れてみると色々なことに気づかされるよなぁという感想を持ちました。

この東京家族という映画の中でも、息子たちの両親に対する思いがひしひしと伝わった場面があると感想を持ちました。小さくなった両親の姿を見つめる息子たちの姿や、息子たちを心配する姿はまるで自分の両親を観ているような気持ちになれるなぁという感想を抱きました。

東京家族という映画のおかげで、家族という大事なものがさらに大事に感じることが出来るようになります。ぜひ、東京家族をご自分の大切な人と観に行かれてはいかがでしょうか?そしてお互いに、映画の感想を言い合えばきっと良い時間が過ごせると思います。

私自身、東京家族を母親と観に行きましたが、「こんな心配しているのかな?」「よく言われるわぁ~こんなこと」というセリフがぎっしり詰まっていたという感想を抱きました。全体的な、東京家族の感想を一言で言うならば、子供たちの教育のためにも是非見て頂きたい映画です。

評価

・総合点
80点/100点
・オススメ度
★★★☆☆
・ストーリー
★★☆☆☆
・キャスト
★★★☆☆
・映像技術
★★★☆☆
・演出
★★★☆☆
・設定
★★☆☆☆

作品情報

タイトル 東京家族
公開日 2013年1月19日
上映時間 146分
区分 邦画
ジャンル ファミリードラマ
監督 山田洋次
主演 橋爪功、吉行和子

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