トゥモローランドの紹介:ブラッド・バード監督、ジョージ・クルーニー主演、ブリット・ロバートソン出演でおくる、ウォルト・ディズニーの残した夢のプランに着想を得たミステリー・アドベンチャー。
トゥモローランド あらすじ
映画「トゥモローランド」のあらすじです。
「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」のブラッド・バード監督、「ゼロ・グラビティ」のジョージ・クルーニー主演、テレビシリーズ「シークレット・サークル」のブリット・ロバートソン出演でおくる、ウォルト・ディズニーの残した夢のプランに着想を得たオリジナル作品。
17歳のケイシー・ニュートン(ブリット・ロバートソン)は、ある日、自分の持ち物のなかに見慣れぬピンバッジが紛れ込んでいるのを発見します。
それは、彼女が夢見た世界へのチケットでした。ピンバッジに触れると、ケイシーはたちまちにしてテクノロジーの発達した未知なる世界に行くことができます。
果たして、そこはどこなのか、未来なのか、疑問に思うケーシーでしたが、バッテリー切れと同時に、見慣れたもとの世界へと引き戻されてしまいます。
必死に夢の世界へと戻ろうとするケイシーの前に現れたのは、ピンバッジを彼女の荷物に紛れ込ませたと言う、謎の少女アテナ(ラフィー・キャシディ)でした。
アテナはその世界の名は「トゥモローランド」であり、再び訪れたいのならば、フランク・ウォーカー(ジョージ・クルーニー)という男を訪ねるようにと言います。
ケイシーとフランクはアテナが人類の未来を託したふたりの人間なのでした。ふたりの壮大な冒険が始まっていきます…。
トゥモローランド 作品概要
映画「トゥモローランド」の概要をネタバレなしで説明します。
ディズニーは映画やアニメーションだけでなく、世界中に数多くのテーマパークを造っています。トゥモローランドは、ディズニーパークにあるテーマランドの一つです。
カリフォルニアのディズニーランド、フロリダのマジック・キングダム、東京ディズニーランド、香港ディズニーランドにトゥモローランドがあります。
ウォルト・ディズニーは未来を先取りする才能で知られており、テレビなどを通して、人々に世界がどのように未来へつながっていくかを示してきました。トゥモローランドはそんな彼の未来予知の到達点と言われています。
彼は、「未来はすばらしい時代であり、今日の科学者たちは我々の子どもや子孫が恩恵を被る宇宙時代へのドアを開けている。トゥモローランドのアトラクションは、来るべき未来の青写真である冒険に参加する機会を与えるために作られた」と述べています。
カリフォルニアのディズニーランドでは、トゥモローランドの歴史は四期に分かれます。第一期は宇宙開発技術や自動車技術などを扱った1955-66年で、第二期は1967-97年の「新しいトゥモローランド」、第三期は1998-2005年でレトロ基調を強め、第四期は2005年以降となっています。
アトラクションとしては、宇宙をテーマにしたローラーコースタータイプのスペース・マウンテン、マイケル・ジャクソン主演の立体映画アトラクションであるキャプテンEOなどがあります。
トゥモローランド ネタバレ結末
映画「トゥモローランド」の結末ラストの予想です。※ネタバレ含む
ケイシーは謎の少女アテナに導かれて、引きこもって孤独に暮らす中年発明家フランクに会いに行きます。
最初はケイシーのことを歓迎せず拒絶するフランクですが、その後、おそらく人類の未来のために一緒に活動することになるでしょう。
フランクの監視によって明らかになる人類の未来の危機とは何なのでしょうか。資源の枯渇、環境破壊、小惑星の衝突、未知あるいは致死性の病原体のパンデミック、戦争の危機、テクノロジーの発展が止まってしまうこと、あるいはテクノロジーが発展しすぎたことによって人間性が失われることなのでしょうか。
トゥモローランドでは究極のテクノロジーによってあらゆることが可能となるということなので、そこから何らかの方法で現実世界に影響を及ぼしていくのではないでしょうか。
トゥモローランド 感想
映画「トゥモローランド」の感想です。
本作はディズニーによる超大作ミステリー作品ですので、多くの人が楽しめる作品になっていると思います。
監督は2004年「Mr.インクレディブル」および2007年「レミーのおいしいレストラン」でアカデミー長編アニメーション賞を受賞したブラッド・バード、製作・脚本は大ヒットドラマ「LOST」を手掛けたデイモン・リンデロフ、そして主人公を導くフランク役には、2005年「シリアナ」でアカデミー賞助演男優賞を受賞したジョージ・クルーニーと、一流のスタッフ、キャストが関わっています。
キャストで注目は、ラフィー・キャシディです。イギリス・マンチェスター出身、13歳のこれからの活躍が期待される女優です。
ラフィーは兄のオーディションについて行ったところをスカウトされ、役を得ました。2009年、テレビ映画「Spanish Flu」でデビューし、2012年には映画「ダーク・シャドウ」、「スノーホワイト」に出演しています。
本作の出演がラフィー・キャシディの女優としてのキャリアにとって大きな画期となるはずです。
また志田未来が、日本語吹き替え版で17歳の少女ケイシーの声を担当します。アニメの吹き替えは経験があるものの、洋画の吹き替えは初挑戦ということで、どのような仕上がりになっているか楽しみです。