映画「WILD CARD ワイルドカード」のあらすじ感想(ネタバレなし)

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WILD CARD ワイルドカードの紹介:ジェイソン・ステイサム主演のクライムアクション。元特殊部隊のエリート兵でラスベガスの裏社会に生きるニック・ワイルドは、元恋人の復讐を助けるが、マフィアとの戦いに発展していく。

WILD CARD ワイルドカード 映画

WILD CARD ワイルドカード あらすじ

映画「WILD CARD ワイルドカード」のあらすじです。

「トランスポーター」「エクスペンダブルズ」シリーズのジェイソン・ステイサム主演、「エクスペンダブルズ2」のサイモン・ウェスト監督、「明日に向って撃て!」「大統領の陰謀」でアカデミー賞受賞のウィリアム・ゴールドマン脚本で描くクライムアクション。

欲望が渦巻く街・ラスベガス。元特殊部隊のエリート兵でギャンブル中毒のニック・ワイルドは、ギャンブルをやり続けるために、汚れ仕事でも何でも引き受けていました。しかし悪銭身につかず、ニックの稼いだ金はギャンブルによって消えていきます。

WILD CARD ワイルドカードの紹介:そんなある日、ニックの元恋人が何者かに酷い暴行を受け瀕死の重傷を負い、ニックに犯人の正体を突き止めて復讐してほしいとの依頼が舞い込みます。ニックはギャンブルという己の欲望のためではなく、義侠心から立ち上がり、自身の能力を生かしていきます。

ラスベガスの表にも裏にも精通しているニックは、すぐに犯人を見つけ出して依頼を完遂させます。しかしその犯人は強大な権力でラスベガスを牛耳るマフィアのボスの息子であり、ニックは窮地に立たされます。ニックの命を懸けたマフィアとの壮絶な戦いが始まります…。

WILD CARD ワイルドカード ネタバレなし作品概要

映画「WILD CARD ワイルドカード」の概要をネタバレなしで説明します。

本作の監督は、「コン・エアー」、「トゥームレイダー」、「ゲットバック」などの作品を手掛けたサイモン・ウェストです。アクション映画を多く監督し、「エクスペンダブルズ2」ではジェイソン・ステイサムとも仕事をしており、まさに本作にふさわしい監督だと思われます。

本作の脚本は、アカデミー賞脚本賞受賞のウィリアム・ゴールドマンが担当しています。かなりの大物脚本家です。ウィリアム・ゴールドマンは小説も書いており、本作は、彼が1985年に刊行した犯罪小説「ヒート」をもとにした作品です。

原作者のウィリアム・ゴールドマンが本作の脚本を担当しているので、原作の良さを殺すことなく、最大限に引き出すことができていると考えられます。

実はその原作は、1986年、バート・レイノルズ主演で「ヒート」というタイトルで映画化されたことがあります。同じくウィリアム・ゴールドマンが脚本を担当しましたが、ほとんど注目されず、興行的にも振るいませんでした。

ですので、ウィリアム・ゴールドマンにとって本作によって1986年のリベンジを果たそうと、モチベーション高く仕事に臨んだものと考えられます。

予告編動画

WILD CARD ワイルドカード 感想

映画「WILD CARD ワイルドカード」の感想です。

何はともあれ、アクション映画ですので、主演のジェイソン・ステイサムのアクションが見どころです。ジェイソン・ステイサムは、もともと水泳の飛込競技をやっており、イギリス代表に選出されるほどの優秀な選手でした。

「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」でデビューして以来、「トランスポーター」シリーズ、「エクスペンダブルズ」シリーズなど多数のアクション映画に出演している肉体派俳優です。

現在47歳、油の乗り切った状態にあると言ってよく、「トランスポーター」シリーズのスタッフが集結した本作は、ジェイソン・ステイサムのファンはもちろんのこと、アクション映画ファンも待望の一作と言っていいでしょう。

本作に懸ける意気込みが並々ならないと考えられるウィリアム・ゴールドマンの脚本がどのようにストーリーに昇華し、ジェイソン・ステイサムのアクションといかに融合しているかがポイントになると思います。

原作およびバート・レイノルズ主演で製作した「ヒート」は80年代の作品ですので、それが現代に合わせてどのように調整されているか、リメイクされているかもポイントになってきます。