花子とアン 78話 ネタバレ!結核とは?症状は?治療は?村岡の妻の病状は?

大事な話があるという英治の誘いにはなはドキドキしながらカフェで待ちます。英治もはなのところへ向かおうとしますが、そこに一本の電話が…。ひたむきに英治を待つはなにかよは―はなの気持ちが揺れ動きます。

ネタバレ

花子とアン 78話は、はなと英治の歯車がまたも噛み合いません。ここからネタバレです。
蓮子からはなと向き合うように諭された英治は、すぐにはなに電話をし、二人はカフェで会う約束をします。はなはカフェで英治のことを待ちます。その心境はまさにパルピテーションの嵐です。英治もはなのところへ行こうとしますが、そこに妻の容体が悪くなったと知らせる一本の電話が―。

はなはカフェで英治を待ち続けますが、待てど暮らせど英治は現れません。一途に誰かを待つ姉の姿にかよは、はなが英治を待っているのだと気付きます。かよは村岡印刷に電話しますが、出たのは弟の郁弥で、郁弥は英治が病院に行っていると話します。閉店まで待ったはなは、それでも村岡印刷に寄ってみるとかよに話します。そんなはなに、かよはついに真実を打ち明けてしまいます。真実を知ったはなは「東京の男は信じられない」と英治への気持ちにケリをつけることを決めます。
はなは少なからず期待を持ってカフェで待っていたでしょう。それなのに、現実を突きつけられたはなの辛さは計り知れないですね。

英治の妻がかかった結核ですが、大正時代から第二次世界大戦ごろまで多くの人が発症し、命を落としています。結核は結核菌という細菌による感染症で、まずは炎症を起こし、炎症が進むと組織全体が腐ったようにドロドロに破壊され、呼吸困難などを起こし、命の危険にさらされます。治療方法は今でこそ良い薬が開発され、通院でも治療できるようになりましたが、その時代は長い療養生活を強いられました。症状はかぜによく似ていてせきやたん、微熱が出るそうです。この症状が2週間以上続いたら結核のおそれがあります。村岡の妻の容体が今回悪化したということですが、命の危険にさらされているということでしょうね…。どうなってしまうのでしょう。

翌日、聡文堂には兄に代わって担当になった郁弥が『王子と乞食』の割付を出版社みんなに見てもらっていました。挿絵が増え、さらに見応えのあるものになったのを見て、はなは嬉しくて仕方ありません。堪らず郁弥にお礼を言うと、「お礼は兄に言ってやってください」と、この割付は全て英治がやったとはなに伝えます。英治が何度も何度も書き直しては熱心に割付をしていたと聞いたはなは複雑な心境で割付を眺めます。そこへ醍醐がやってきて「私は英治さんを諦めるわ。だってそんな素敵な割付をはなさんの為を思って作るんですもの。敵わないわ。」と告げます。

出版社から帰路に着いたはなを村岡が待っていました。村岡は昨日のことを謝ると、するはずであった話をしようとしますが、「奥様のことでしょ」とはなが遮ります。「お大事にしてください」と英治の顔も見ずにはなは告げ、次いで割付のお礼を言います。すると英治は「これからも花子さんが作る翻訳を手伝わせてください」と願い出ます。その言葉にはなは驚き「優しくしないでと言ったじゃないですか」と咄嗟に言うと、英治は「今の自分があなたに出来ることはこれだけですから」と深々とお辞儀をして去っていきます。その言葉にはなは呆然と立ち尽くします。

実際はお互いに強く惹かれあい出逢って半年で結婚したくらいストレートに想いを育ませていった二人ですが、ドラマではそうはいかないですね。すれ違ってばかりのはなと英治にハラハラしてしまいます。それにしても英治が何をしたいのか良く分からないですね。担当を自ら変えたり、花子さんの翻訳は手伝いたいと言い出したり…英治の言葉に右往左往されるはなが可哀想でなりません。早く二人の想いが通じ合うといいですね。

各話のネタバレ&感想

>>花子とアン 全話 ネタバレまとめ

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