はなが急いで家に帰ると、そこにはふじと見知らぬ女が見つめ合っていた。その女は吉平と一緒になる約束をしたから迎えに来た、と話します。反論するふじに女は決定的な証拠を見せます。平和だった安東家に衝撃が落ちます。
ネタバレ
花子とアン 62話 は、サダの登場により安東家がかき乱される回です。ここからネタバレになります。はなは朝市の母・リンに連れられ自宅に駆けつけると、そこにはふじと見知らぬ女が対峙していた。その女、サダというよう。サダは、かつて吉平とまるで夫婦のように暮らし、いずれは一緒になる約束をしたから迎えに来たのだと言う。それを聞いたふじは、「うちの人に限ってそんなことはあるはずない」と反論しますが、サダは反論されることを分かっていたかのように、さっとあるものを差し出します。かんざしです。白くて高そうなかんざしで、ふじにはプレゼントされたこともないようなものでした。
今回初登場のサダ役・霧島れいかさん。キリッと洗練されたお顔立ちですね。安東家の田舎っぽさに馴染まない透明感がありますし、一体おいくつなんでしょう…?なんと、41歳でした!見えないですねー。あの神秘的な魅力の秘訣は一体何なんでしょう?
霧島れいかさんのプロフィールを見てみると、趣味は水泳、特技にポールダンス、占術とあります。占術!?と一瞬驚きますが、でもなんだか納得。大きな水晶玉がよく似合いそうです。あの引き込まれてしまいそうな美しさはそこから来ているのかも…?
周造をはじめとする周囲が絶句する中、渦中の吉平が帰ってきます。
「どういうこんね!?説明しろし!」はなはショックで言葉も出せないふじの代わりに詰め寄ります。吉平は「おらは浮気なんて断じてしていねぇ。だいたいサダは夫のある女でぇ」と説得します。じゃあ、あのサダという女は一体なんなんだ?ここに来た目的は?見ているこちらは色々と吉平を問い詰めたくなりますが、ここはふじに任せます。「じゃあ、あの白いかんざしは…?」…やはりふじはやさしかった。吉平のことを信じる材料にすべく、やさしくかんざしの真意を尋ねます。土台が吉平を信じるところにちゃんとあるよう。そんなことを感心していましたが、当の吉平は「あぁ、サダさん気に入ってくれたかなぁ」と子供のような笑顔で答えます。その吉平の態度に、ふじの怒りが大噴火!「とっとと出て行け!!」と吉平を追い出します。
ふじが怒るのも無理はないですね…はなも父親の愛人の登場で朝市の大事な話のことなんかすっかり忘れてしまっている様子。そりゃそうですよね。愛する家族を傷つけるのがまた愛する家族だなんて、やり切れない想いがあるはずです。朝市…可哀想だけど、ここは我慢、我慢。
ふじに「もう帰ってこなくていい」と言われた吉平。安東家の誰もがそう思っている様子で今後、どうこの問題を解決していくのか見物です。でも、サダさんと会ったときの吉平の様子から、とても夫婦になる約束をしているようには感じなかったのですが…もし、サダが嘘をついているとなるとなんのために?明日も見逃せませんね。