シンデレラの紹介:ケネス・ブラナー監督、リリー・ジェームズ主演、ディズニーの古典的名作アニメーションを実写映画化。平和な王国の裕福な家に育ったエラは、父の死後、継母と義理の姉妹によって、屋根裏に住まわせられる…。
シンデレラ あらすじ
映画「シンデレラ」のあらすじです。
ケネス・ブラナー監督、新星リリー・ジェームズ主演、ケイト・ブランシェット出演、ディズニーの古典的名作アニメーションを実写映画化。
エラは平和な王国の裕福な家に育ちます。母親からは魔法の存在を信じることを教えられ、多くの動物と親しくなります。
母が病気で亡くなるまですべてが完ぺきでした。母は死の淵で、エラにいつも勇気を持つこと、他人に対して優しさを見せることを約束させます。
エラが10代になったころ、父の古くからの知り合いであるトレメイン卿が亡くなり父は、未亡人と再婚します。未亡人にはドリゼラとアナスタシアというふたりの娘がいました。
エラは義理の姉妹を暖かく歓迎しますが、彼女らはそうではなく、エラは姉妹の猫ルシファーから友人であるねずみたちを守る必要がありました。
その後、父が外国に行き、病気にかかり、亡くなってしまいます。父の死後、継母(トレメイン夫人)は本来の冷酷さ、嫉妬深さを露わにしていきます。
彼女はお金のため、召使いを解雇し、エラに身の回りの世話をさせます。エラの部屋を姉妹に与え、エラを屋根裏に住まわせ、一緒に食事もさせません。
ある朝、エラは寒い屋根裏で眠りたくないので、暖炉のそばで眠ります。灰まみれの彼女の顔を見て、姉妹は「シンデレラ」(灰まみれのエラ)と名付けます…。
シンデレラ 作品概要
映画「シンデレラ」の概要をネタバレなしで説明します。
本作の監督は、1960年北アイルランド・ベルファスト生まれのケネス・ブラナーです。RADA(王立演劇学校)を首席で卒業後、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに参加し、数多くの舞台に立ち、シェイクスピア俳優として名声を確立します。
1987年にはルネサンス・シアター・カンパニーを設立し、多くの舞台を上演しました。
映画俳優としては、1981年「炎のランナー」でデビューし、1989年「ヘンリー五世」でアカデミー主演男優賞、2011年「マリリン 7日間の恋」では同助演男優賞にノミネートされています。
「ヘンリー五世」は監督デビュー作でもあり、アカデミー監督賞にノミネートされました。その後、「マイティー・ソー」、「エージェント・ライアン」などを監督しています。
「シンデレラ」は、古くから広く伝わっている民間伝承をもとにした童話です。フランスの文学者シャルル・ペローの童話集やグリム童話によって広く知られています。
ガラスの靴、カボチャの馬車というモチーフはペローが付け加えたとされ、グリム童話のほうが原話に近いと言われています。
1950年、ディズニーが、ペローの童話をもとに独自のシーンを盛り込み、ミュージカル・アニメーション「シンデレラ」が作られました。
2002年には「シンデレラII」、2007年には「シンデレラIII」がビデオ作品として製作されています。
シンデレラ ネタバレ結末ラスト
映画「シンデレラ」の結末ラストの予想です。※ネタバレ含む
大公とキャプテンは兵士に、王国中の未婚女性に残りの靴の試し履きをさせました。魔法によって誰も靴には合わず、トレメイン邸にやってきます。
義理の姉妹には合わず、帰ろうとすると、屋根裏の窓を開けるエラの歌声を聞きます。大公は帰ろうとしますが、一人の男がそれを止めます。その男は変装していたキットでした。キャプテンがその歌声を調べると、エラだとわかります。
トレメイン夫人はエラが靴を履こうとするのを禁じますが、キャプテンがそれを許します。靴はぴったり合い、エラはトレメイン夫人の許しを得て、キットとともに立ち去ります。
トレメイン夫人と姉妹は、大公とともに王国を追放されます。
結婚後、キットとエラは新しい王と女王となります。
予告編動画
シンデレラ 感想
映画「シンデレラ」の感想です。
本作は、ディズニー映画が好きな方は必見の作品です。王道も王道、外せない作品でしょう。
「アナと雪の女王」で古典的な男女のロマンスから脱したプリンセス像を提示したディズニーが、今、「シンデレラ」をやるのはなぜでしょうか。古典的な路線のファンを取り戻すためでしょうか。
「シンデレラ」を今やる理由、現代的な解釈、新しい解釈などがあれば、みてみたいものです。
キャストで注目されるのはやはり、ヒロインのシンデレラを演じるリリー・ジェームズです。彼女は1989年イングランド・サリー州生まれの女優です。祖母、父が俳優の芸能一家に生まれました。
2012年に「タイタンの逆襲」で長編映画デビューし、イギリスのテレビドラマシリーズ「ダウントン・アビー 貴族とメイドと相続人」第3シリーズでレディー・ローズ・マクレア役を演じ、ブレイクします。
当初、シンデレラ役はエマ・ワトソンが検討されていましたが、契約には至らず、オーディションでリリー・ジェームズが抜擢されました。彼女がどんなシンデレラを演じるか楽しみです。シンデレラ役が彼女でよかったと言われるような演技になっていてほしいものです。
またケイト・ブランシェットのトレメイン夫人も楽しみです。