映画「ブルー・リベンジ」のあらすじ感想(ネタバレなし)

ブルー・リベンジの紹介:ジェレミー・ソルニエ監督、メイコン・ブレア主演、2013年カンヌ国際映画祭において大きな注目を集め、同映画祭国際批評家連盟賞をはじめ、世界各国の映画賞を受賞した、傑作サスペンススリラー。

ブルー・リベンジ 映画

ブルー・リベンジ あらすじ

映画「ブルー・リベンジ」のあらすじです。

2013年カンヌ国際映画祭において大きな注目を集め、同映画祭国際批評家連盟賞をはじめ、世界各国の映画賞を受賞した、ジェレミー・ソルニエ監督、メイコン・ブレア主演、傑作サスペンススリラー。

ドワイトは、ビーチで、廃車同前の青いセダンに住み、ひっそりとホームレス生活をしています。そんなある日、彼は警察に呼び出され、衝撃の事実を告げられます。

両親を殺した犯人ウェイド・クリーランドが司法取引によって、刑期満了前に釈放されるというのです。そのことを聞いたドワイトは、我を忘れるほどショックを受けます。

ドワイトは、ヴァージニアの故郷に戻ると、クリーランド家が出所するウェイドを迎えに行っているところを見つけます。ドワイトはウェイドの後をつけ、クラブのトイレで刺し殺します。

クラブに車のキーを置いてきたドワイトは、クリーランド家の車を盗んで走り去ります。車には10歳のウィリアム・クリーランドが乗っていましたが、ドワイトは彼を逃がします。

しかし、ウェイドの事件はニュースで報道されませんでした。ドワイトはクリーランド家が警察に頼らず、ドワイトに復讐をしようとしていると推測します…。

ブルー・リベンジ ネタバレなし作品概要

映画「ブルー・リベンジ」の概要をネタバレなしで説明します。

本作の監督は、ブルックリンに活動の拠点を置く映画作家ジェレミー・ソルニエです。ジェレミー・ソルニエは、2004年、新たな才能を発掘する場と位置づけられる、スラムダンス映画祭に短編「Crabwalk」を出品して注目され、2007年、ホラーコメディー「Murder Party」で長編監督デビューします。

同作は、マグノリア・ピクチャーズから配給されることが決まりましたが、商業的にはヒットしませんでした。

そこでジェレミー・ソルニエは、企業のビデオを手掛けたり、ブルックリンのインディーズ監督仲間の下で撮影監督を務めるなど、再び下積み生活をして修行を積みます。

オリジナル監督作品への情熱が次第に減退していくことに気づいた彼は、家族とともに資金をすべて、本作につぎ込みました。さらに世界最大の創作支援プロジェクトである、キックスターター・キャンペーンで資金を集めました。

本作は、カンヌ国際映画祭監督週間で注目を集め、すぐに配給が決定され、映画祭の目玉となりました。

主役のドワイトを演じているのは、メイコン・ブレアで、「Murder Party」にも出演しているジェレミー・ソルニエ監督の長年の映画仲間で親友です。

予告編動画

ブルー・リベンジ 感想

映画「ブルー・リベンジ」の感想です。

本作は、「バートン・フィンク」、「ファーゴ」、「ノーカントリー」を監督し、カンヌ国際映画祭の常連でもあるコーエン兄弟の影響を受けていると言われている作品で、コーエン兄弟の作品のようなサスペンススリラーが好きな人にとっては、必見の一本でしょう。

また本作は「復讐」ものに当たります。「復讐」ものには数多くの名作が生まれてきました。果して本作は、名作の仲間入りができるでしょうか。

ジェレミー・ソルニエ監督は、インディーズからもう一度メジャーに復帰するため、親友のメイコン・ブレアとともに本作にすべての情熱を注ぎました。

メイコン・ブレアは本作のドワイト同様、ヴァージニア出身の俳優・脚本家で、ジェレミー・ソルニエとともに活動し、本作でカンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞を受賞しています。

無名時代に「グッド・ウィル・ハンティング」の脚本を書き、ともに売れていったマッド・デイモンとベン・アフレックのエピソードを思い起こします。ジェレミー・ソルニエとメイコン・ブレアの今後のキャリアという点からも本作は、注目の一本となっています。

本作はふたりの情熱がたっぷり詰まった鬼気迫る作品となっており、見逃すことはできない作品でしょう。

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