映画「君が生きた証」のあらすじ感想(ネタバレなし)

君が生きた証の紹介:名優ウィリアム・H・メイシーが初監督を務めたヒューマンドラマ。突然、銃乱射事件で大学生の息子ジョシュを亡くしたサムは、ジョシュが遺したギターでジョシュの曲を弾くようになる…。

君が生きた証 映画

君が生きた証 あらすじ

映画「君が生きた証」のあらすじです。

「ファーゴ」「ジュラシック・パークIII」などで知られる名優ウィリアム・H・メイシーが初監督を務めたヒューマンドラマ。

やり手の広告宣伝マンのサムは、大学生の息子ジョシュを銃乱射事件で突然、亡くしてしまいます。

二年後。サムは会社を辞め、ボートで酒浸りの荒んだ生活を送っていました。そこに別れた妻エミリーが訪ねてきます。

エミリーは、サムに生前ジョシュが書き溜めていた自作曲の歌詞とデモCDが入った箱を渡しました。

サムはジョシュが作った曲を聞きながら、自分はジョシュが何を考え、何を思って暮らしていたのかを知らないまま過ごしていたことに気づきます。

サムはジョシュが遺したギターでジョシュの曲を弾くようになります。ある日、ライブバーのステージに飛び入り参加し、ジョシュの曲を披露すると、曲を気に入ったロック青年クエンティンが声を掛けてきます。

クエンティンの情熱に押し切られ、サムは親子ほども年が違うクエンティンとバンドを組むことにします。バンドは「ラダーレス」名付けられます。

「ラダーレス」はジョシュの曲をサムの曲と勘違いしたまま、次々とレパートリーに加え、人気を博していきます…。

君が生きた証 ネタバレなし作品概要

映画「君が生きた証」の概要をネタバレなしで説明します。

本作の監督は、「ファーゴ」、「マグノリア」、「ジュラシック・パークIII」などに出演した名優ウィリアム・H・メイシーです。

「ファーゴ」ではアカデミー賞助演男優賞にノミネート、インディペンデント・スピリット賞主演男優賞を受賞しました。

マイアミ出身でジョージア、メリーランドで育ちました。大学では獣医学を学んでいましたが、学生演劇に出演したことで役者を志すようになります。大学卒業後、演技の師であるデヴィッド・マメットとともに劇団を立ち上げ、ブロードウェイなどで数多くの舞台に立ちました。

また映画やテレビでの出演も小さい役から徐々に増えていきました。1994年テレビの「ER 緊急救命室」に出演すると注目を集め、映画に引っ張りだこになります。

ニューヨークで立ち上げたアトランティック・シアター・カンパニーの舞台監督を務め、「プラクティカル・エスセティック」と呼ばれる演技法を指導しています。

「プラクティカル・エスセティック」は、完全に俳優の意志に基づいて行動して経験することを目的とするもので、自己の経験を用いて演じるとされる「メソッド」に共通するところがあります。

マメットとメイシーの指導を受けた俳優によって、演技法をまとめた「俳優のためのハンドブック」が刊行され、日本語訳も出ています。

予告編動画

君が生きた証 感想

映画「君が生きた証」の感想です。

名優ウィリアム・H・メイシーはどのような演出をしたのでしょうか。初監督でどのような作品を作り上げるか楽しみです。

東京のヒューマントラストシネマ有楽町では、映画業界初となる“観客が入場料金を決める”形での先行上映が実施されることとなりました。関係者も余程自信があると見え、作品への期待が否が応でも高まります。

多くの秀逸な演奏シーンが盛り込まれ、音楽映画として高いクオリティを誇るものであると考えられます。音楽映画ファンにとっては必見の作品と言えるでしょう。

主演は「あの頃ペニー・レインと」、「ビッグ・フィッシュ」、「M:i:III」などに出演したビリー・クラダップです。

「あの頃ペニー・レインと」ではロック・ミュージシャンを演じました。その際、イギリスを代表するギターリスト・ピーター・フランプトンから指導を受けており、本作でもそのギターと歌声が十分に堪能できます。

ビリー・クラダップが演じる姿はまさにサムそのもので、完成度の高い演奏には心打たれずにはいられません。ソロでしっとり歌い上げるシーンは、見るものを惹きつけ、またバンドでの観客と一体となった演奏シーンは盛り上がること間違いないでしょう。

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