「エクソダス 神と王」あらすじと感想(ネタバレなし)

エクソダス 神と王の紹介:紀元前1300年、栄華を誇る巨大王国エジプト。巨匠リドリー・スコットが最新VFX技術を用いて旧約聖書の「出エジプト記」に記されたモーゼの奇跡の数々を描く歴史大作。

エクソダス 神と王 映画

エクソダス 神と王 あらすじ

映画「エクソダス 神と王」のあらすじです。

旧約聖書の「出エジプト記」に記されたモーゼの奇跡の数々を最新VFX技術を用いて巨匠リドリー・スコットが描く歴史大作。

紀元前1300年、栄華を誇る巨大王国エジプト。モーゼは王家の養子としてラムセスと兄弟同前に育てられ、成長しました。しかし、奴隷としてエジプト人に虐げられているヘブライの民の姿を見、エジプト王となったラムセスに反旗を翻します。

モーゼは40万人のヘブライ人を率いて、まだ見ぬ“約束の地”を目指します。しかしラムセスはヘブライ人の退去を許さず、そのために神の手によって、エジプトに十の災いがもたらされます。

モーゼらはエジプトを出ると、ラムセスは戦車や騎兵からなる強力な軍勢を差し向けます。兄弟のように育ったラムセスとの戦いに苦悩しながらも、エジプト軍との壮絶な戦いをくぐり抜け、モーゼは先を目指します。

モーゼらはエジプト軍によって紅海沿岸まで追い詰められ、絶体絶命の状況に追い込まれてしまいます。“神に選ばれた男”モーゼと“神になろうとした男”エジプト王ラムセスの戦いの結末はいかに着けられるでしょうか…。

リドリー・スコット監督が自身のキャリアで最大の予算を投じた作品だという本作は、アカデミー賞有力候補としても注目の一作です。

エクソダス 神と王 ネタバレなし作品概要

映画「エクソダス 神と王」の概要をネタバレなしで説明します。

本作の監督は「エイリアン」「ブレードランナー」「ハンニバル」などを手掛けたリドリー・スコットです。広告業界で成功を収めた後、映画業界に進出し、映画界屈指の映像派として知られ、アクション映画の巨匠として不動の地位を築いています。

2000年の「グラディエーター」ではアカデミー作品賞を受賞しており、歴史大作を任せるのにふさわしい監督であると思われます。

タイトルの「エクソダス」とは旧約聖書の「出エジプト記」を意味します。旧約聖書の冒頭に記される「創世記」ではヘブライ人の始祖の物語が描かれます。3代族長ヤコブの息子ヨセフの時代にヘブライ人は飢饉に苦しみ、エジプトに奴隷として売られながらも宰相の地位まで出世していたヨセフに招かれ、イスラエルからエジプトに移り住みます。

やがてエジプトの王朝が変わると、ヘブライ人は迫害を受けるようになります。そこに登場するのがエジプト人として成長していたモーゼであり、モーゼは神の命を受けてヘブライ人を率い、数々の奇跡を起こしながらエジプトを脱出し、神がヤコブに約束したカナンの地を目指して放浪します。本作は以上のような「出エジプト記」の物語を描いています。

予告編動画

エクソダス 神と王 感想

映画「エクソダス 神と王」の感想です。

「出エジプト記」のモーゼと言えば、エジプト王を威嚇するために数々の奇跡を起こすシーンや、エジプト軍から逃れるため、海を二つに割ってその間を通っていくというあまりにも有名なシーンがあります。

当然、それらのシーンが一番の注目と言ってもいいかもしれません。最新のVFX技術を使って、またリドリー・スコットの映像センスによって果してどのように描かれるのでしょうか。期待せずにはいられません。

また、映像がいくらセンスがよく、美しく壮大なものであっても、人間のドラマがよく描かれていないと良い映画にはならず、われわれは十分に満足することはできません。

その点で注目されるのは、モーゼ役を演じるクリスチャン・ベイルです。クリスチャン・ベイルは、「マシニスト」、クリストファー・ノーラン版「バットマン」シリーズ、「アメリカン・ハッスル」などに出演しており、「ザ・ファイター」ではアカデミー助演男優賞を受賞した名優です。

彼は徹底的に役作りを追及する俳優として知られ、その出演作はいつも注目に値します。リドリー・スコット監督による映像美とクリスチャン・ベイルの徹底的な役作りから生まれる人間ドラマが相乗効果を生めば、大満足の作品になるでしょう。

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