映画「フェイス・オブ・ラブ」のあらすじ感想(ネタバレなし)

フェイス・オブ・ラブの紹介:アネット・ベニング、エド・ハリス共演、最愛の夫を亡くした女性と亡き夫に瓜二つの男性が出会う大人のラブストーリー。最愛の夫ギャレットを亡くしたニッキーは、美術館で亡き夫と瓜二つなトムを見かける…。

フェイス・オブ・ラブ 映画

フェイス・オブ・ラブ あらすじ

映画「フェイス・オブ・ラブ」のあらすじです。

アカデミー賞に4度ノミネートの名優アネット・ベニングとエド・ハリス共演、最愛の夫を亡くした女性と亡き夫に瓜二つの男性が出会う大人のラブストーリー。

ニッキーは30年間連れ添った最愛の夫ギャレットを突然の事故で亡くしました。事故から5年、後悔と喪失感が支配する日々からようやく立ち直りかけていたある日、彼女は夫とよく一緒に来ていた思い出の美術館で、亡き夫と瓜二つなトムを見かけます。

彼女は彼をもう一度見かけたい一心で何度もその美術館に通います。彼女は偶然、彼が地元の小さな大学の教授であることを知ります。

彼女はインターネットで調べ、彼の美術教室を訪れます。困惑し逃げ出しそうになる彼女ですが、なんとか彼に絵画のプライベートレッスンを頼みます。しかし、彼女は彼が亡き夫に似ていることは言い出せません。

やがてニッキーとトムは恋人となります。あまりに似すぎていてすぐわかってしまうため、ニッキーはトムのことを友人や家族に秘密にしたまま過ごしますが、ストレスとなっていきます。

一方、トムも10年前に別れた妻といまだ親密な関係にあること、心臓に重い疾患を抱えていることをニッキーに秘密にしていました…。

フェイス・オブ・ラブ ネタバレなし作品概要

映画「フェイス・オブ・ラブ」の概要をネタバレなしで説明します。

本作の監督は、イスラエル生まれのアメリカ人、アリー・ポジンです。映画製作者の父のもとに生まれ、1歳でカナダに移住し、8年間過ごした後、アメリカに渡っています。子どものときは厳格な父親の下、テレビを観ることが禁止されていたといいます。

1993年、南カリフォルニア大学を卒業後、イスラエル、フランス、スペインなどを旅した後、ロサンゼルスに戻り、タレント事務所で働きます。そこで脚本家やプロデューサーなどと知り合い、人脈を広げ、2005年、「The Chumscrubber」で長編監督デビューします。

同作は郊外に住むある一家の人間模様をコメディタッチに描き、サンダンス・フィルムフェスティバルで上映され、モスクワ国際映画祭で観客賞を受賞しています。

本作もまたコメディタッチの作品となっています。アメリカでは2014年3月に公開され、33万ドルを売り上げています。

音楽は、ブラジル人ピアニスト・作曲家のマルセロ・サルボスです。バークレー音楽大学で学び、ジャズアルバムがヒットしました。「それでも、愛してる」、「リメンバー・ミー」、「おとなの恋には嘘がある」など多くの作品の音楽を担当しています。

予告編動画

フェイス・オブ・ラブ 感想

映画「フェイス・オブ・ラブ」の感想です。

本作は、大人のラブストーリーで、やはり主要な客層として対象としている年齢は高めでしょう。人生の酸いも甘いも様々な経験していないと十分に楽しめないかもしれません。

主演のふたりも経験豊富なベテランの名優で、ベテランならではしっかりした演技が期待されます。

ニッキー役を演じるのは、「真実の瞬間」、「マーシャル・ロー」、「アメリカン・ビューティー」などに出演したアネット・ベニングです。「アメリカン・ビューティー」、「華麗なる恋の舞台で」、「キッズ・オールライト」でアカデミー主演女優賞、「グリフターズ/詐欺師たち」で同助演女優賞と、オスカーに合計4回ノミネートされた名優です。

彼女は1984年、26歳で振付師のJ・スティーヴン・ホワイトと結婚、1991年、33歳で離婚、翌年、映画監督・俳優・プロデューサーのウォーレン・ベイティと再婚しています。

またギャレットとトムの二役を演じるのは、「アポロ13」、「トゥルーマン・ショー」、「ザ・ロック」などに出演したエド・ハリスです。「ポロック 2人だけのアトリエ」でアカデミー主演男優賞、「アポロ13」、「トゥルーマン・ショー」、「めぐりあう時間たち」で同助演男優賞と、同じく4回ノミネートされています。

彼は1983年、33歳で女優のエイミー・マディガンと結婚しています。

俳優として多くのキャリアを重ね、様々な人生経験を重ねてきたふたりがどのような芝居を見せてくれるか非常に楽しみです。

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