「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」あらすじと感想(ネタバレなし)

5人のメンバー全員が犯罪歴のあるおたずね者という、ありえないヒーローチーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。マーベルコミックス新作映画は、銀河を舞台にしたアドベンチャー超大作です。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの画像

あらすじ

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のあらすじです。

ピーター・クイルは、幼い頃に地球から誘拐されたという過去があるものの、今では、とことんツイていないのに自ら『スター・ロード』と名乗り、宇宙をまたにかけるトレジャーハンターへと成長していました。

ある日、ピーターは惑星モラグの廃墟で謎の球体『オーブ』を見つけ、盗み出すことに成功します。しかし、実はこの『オーブ』は、銀河を滅亡させるほどのパワーを持った物体で、銀河を暗躍する組織『闇の存在』が探し求めていたものだったのです。

『オーブ』を狙うものたちに追われた結果、凶悪犯のみが収容されるという銀河一危険な収容所に入れられてしまったピーターでしたが、そこで仲間達と出会います。
遺伝子改良されたアライグマで、キュートな外見とは裏腹な腹黒さを見せる狙撃手のロケット、普段は穏やかだが怒らせると怖い樹木の様な姿のグルート、緑色の肌を持ち、『闇の存在』により親を殺された挙げ句に暗殺者として育てられたガモーラ、愛する妻子を殺された復讐の機会を狙って生きる、強靭な肉体と力を持つ男ドラックス。

いい加減でプレイボーイのピーターとチーム『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を組むことになった彼らですが、たまたま利害関係が一致しただけの彼らは、内輪もめを繰り返しながら逃亡をつづけるのでしたが―。

作品概要

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の概要をネタバレなしで説明します。

「スパイダーマン」「Xメン」「アベンジャーズ」等のヒーロー映画で知られるマーベル・コミックス作品の映画化ですが、この作品の主人公グループのメンバー全員が、犯罪歴を持っているというヒーローらしからぬヒーロー達が活躍しているユニークな作品となっています。

この作品は銀河を舞台にしており、主に地球を舞台にした「アベンジャーズ」シリーズとメインストーリーは重ならないものの、同じ世界観を共有している部分があるため、将来的には合作が作られる可能性もあります。

マーベル・コミックスの新作ということで、映画化発表時から注目を集めていたこの作品ですが、やはりアメリカでは公開された8月第1週での興行収入トップとなる首位デビューを飾ったそうです。

キャストでは、「her/世界でひとつの彼女」への出演の記憶も新しいクリス・プラットが、オーディションの結果、主役のピーター・クイル役に選ばれています。
ガモーラ役のゾーイ・サルダナは、「アバター」のヒロイン・ネイティリ役で一躍有名になり、サターン賞主演女優賞も受賞しています。2009年の劇場版「スター・トレック」では、エンタープライズ号の女性乗組員ウフーラ役を演じた経験もあります。

予告編動画

感想

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の感想です。

マーベル・コミックスのヒーロー達といえば、「アベンジャー」シリーズなど、いかにも『正義の味方』といったイメージが強いと思います。
しかし、今回映画化されたこの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は、いい加減な性格のプレイボーイであるピーターをはじめとする主人公チーム全員が、犯罪歴があるおたずね者という、かなりユニークな設定のヒーロー映画だと思います。

しかし、いかにもな印象のヒーロー達に比べると、親しみやすさがあり、娯楽色が強く出ていると思います。
そして、プレイボーイの主人公、緑色の肌の美女、知的な植物タイプのヒューマノイド、肉体派で粗野な男性キャラクター、そして一見可愛らしいマスコット的存在の動物キャラクターと言ったグループ構成の主人公チームは、全員犯罪暦があるという点では意外性を感じさせながらも、エンターテインメント作品としては以外と安心して見ることが出来るタイプのチームなのではないでしょうか。

キャストでは、銀河の秩序を守るザンダー星の指揮官として、ベテラン演技派女優のグレン・クローズが出演しているのに驚きましたが、こちらも楽しみです。

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