「インターステラー」あらすじと感想(ネタバレなし)

人類の滅亡が迫る中、それを回避するためのある大きなミッションに挑む元エンジニアの男。大切な家族を地球に残し、その愛する家族と人類を救うため、人類最大の挑戦に挑む男の運命は―。

インターステラー

あらすじ

インターステラー」のあらすじです。

近未来の地球はその寿命を終えようとしており、環境の変化等で荒廃した地上では、世界的な飢饉により食料不足が悪化していました。
そんな中、人類の滅亡を避けるために、ロケットを建造し、居住可能な惑星を探すための宇宙への壮大な旅に出るというミッションが計画されます。

元エンジニアのクーパーは、この計画に参加する様に説得されるのですが、愛する息子と娘を抱える彼は、2人を残してこのミッションに参加するか否かを悩みます。

しかし、人類の未来、そして愛する息子と娘の家族の未来を守るため、クーパーはこのミッションに参加することを決意するのでした。

音速突破、有人宇宙飛行、月面着陸と、これまで人類は次々と偉業を成し遂げてきましたが、その影には数々の失敗と犠牲が付きものでした。今回のミッションは、失敗が許されない、人類史上最大の挑戦でもあるのです。

やがて、ロケットは発射の時を迎え、未知の宇宙へと旅立って行くことになります。ロケットが旅立つその先にはいったい何が待ち受けているのでしょうか?
ミッションの内容とは一体何なのでしょうか?
そして、なぜそのミッションには失敗が許されないのでしょうか―?

作品概要

「インターステラー」の概要をネタバレなしで説明します。

「メメント」、「ダークナイト」シリーズ、「インセプション」等で知られるクリストファー・ノーラン監督が、この作品を手掛けています。
『予測不可能な部分が映画の楽しみ』とかねてより語っていたノーラン監督は、この作品に関しても情報統制を敷き、報道陣をシャットアウトして製作を進めているそうです。

この作品の脚本を手掛けている脚本家のジョナサン・ノーランは実弟であり、「メメント」は元々ジョナサンの書いた短編を基に作られたもので、これをきっかけに、ジョナサンは兄の監督作品の脚本を手掛けるようになったそうです。

ノーラン監督は、IMAXカメラでの撮影を初めて長編映画で使用した監督であり、映画業界の第一人者でもあります。
もちろん、この「インターステラー」でも、部分的にIMAXを行う予定だということです。

キャストに関しては、主人公の元エンジニア・クーパー役を、マシュー・マコノヒーが演じています。
彼は、「ダラス・バイヤーズクラブ」でHIVに感染した主人公を演じるために17kgもの減量を行っており、この作品での演技が認められ、第86回アカデミー賞主演男優賞を受賞しています。
最近ではウディ・ハレルソンと共演した刑事ドラマ「トゥルー・ディテクティブ」が人気を得ています。

予告編動画

感想

「インターステラー」の感想です。

この作品は、滅亡が近づいた地球から、人類の滅亡を防ぐために移住できる新しい惑星を探すために、前人未到の挑戦を成し遂げなければならないというストーリーです。

「インターステラー」とは惑星間航行のことであり、新しい惑星を探すための宇宙航行には、新たに発見された宇宙のワームホールを利用することになり、惑星間を旅する人間の限界を超越した冒険の物語となるため、重力理論やブラックホールの研究で知られる物理学者のキップ・ソーンが、製作総指揮とコンサルタントを務めています。
宇宙航行に関して、SF映画にありがちなトンデモ理論(これはこれで好きですが)に基づいたものばかりではなく、ある程度納得できそうな新しい理論に基づいたストーリーが展開するのではないかと思います。

ノーラン監督は、この作品について「自分が子どもの頃に影響を受けた『スターウォーズ』や『ブレードランナー』のように、新たなSF映画の歴史を作りたい」と語っています。

また、ノーラン監督は秘密主義でも知られており、この作品について公開前に解禁される情報は限られており、このミステリアスな内容がスタイリッシュな映像と相俟って、見た後に新鮮な驚きが感じられるのではないかと期待しています。

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