「映画 海月姫」あらすじと感想(ネタバレなし)

東村アキ子原作のベストセラーコミックを映画化したオクタ女子コメディ作が公開されます。「あまちゃん」で人気となった能年玲奈さんをはじめ豪華出演陣が見どころの作品です。

映画 海月姫

あらすじ

映画 海月姫」のあらすじです。

主人公のクラゲオタクの海月は、自分に自信が持てず人とうまく話すことが出来ない地味な女の子です。そんな彼女がイラストレーターになるために上京し、天海館というアパートに引っ越します。

海月引っ越して来た天海館には、鉄道オタク、三国志オタク、和物オタク、枯れ専オタクなどのオタク女子たちが住んでいました。彼女たちは、「男は必要としない」をモットーに、自らを“尼―ず”と称し、男子禁制の生活を送っています。
自身もオタクである海月は、尼―ずとして生活をしていきます。

ある日、海月は行き着けのペットショップで、飼育方法で死にかけていたクラゲを発見。しかしクラゲを助けたいものの店員にうまくしゃべりかけることが出来ずに困ります。そこに一人の美女がやってきてクラゲの命を救ってくれます。
彼女は、女装が趣味の藏造という名の男性であり、海月とは真逆のオシャレ人間でした。

藏造は、海月と尼―ずを気に入り、女装をして天海館に侵入し、地味な海月を美しく変身させます。
すると美しく生まれ変わった海月に藏造の兄も一目ぼれ。二人は食事をするなど良い雰囲気になる。

しかしそんな時に天海館の取り壊しの話が出てくる。

果たして二人の恋の行方は、また天海館の運命やいかに。

作品概要

「映画 海月姫」の概要をネタバレなしで説明します。

撮影の際、能年さんはショートヘアのままでいいと言われたそうですが、原作では主人公が三つ編みなので、付け毛をして三つ編みを再現したそうです。役作りへのこだわりが見えます。そんな能年さんですが、撮影中、枯れ専オタク役の篠原ともえさんと手芸部を作り、たくさんぬいぐるみを作ったそうです。後に他の出演者も参加したとか。尼-ずの結束が深まり、撮影に良い効果をもたらしそうですね。

藏造役を演じる菅田将暉さんは、「仮面ライダーW」の出演によって知名度を上げましたが、高校の春休みのマネージャーとのあいさつ回りで東映本社を訪れた際、偶然出会ったプロデューサーにオーディションへの参加を誘われ、2000人の中から主演の座を勝ち取ったとか。学生時代はアメフト部に所属していたそうですが、眉毛と相まって芯の強そうな感じがします。

SEKAINOOWARIが主題歌を担当しますが、この映画のために新曲を書き下ろしたそうです。撮影現場を訪れ曲作りのイメージを膨らませたとか。また、映画音楽をヒャダインさんが担当しますが、映画音楽を始めて担当するそうです。作り上げた作品に対して、映画のストーリーが軽妙なので、低い音はなるべく使わなかったとか。海月姫に使われる音楽に注目です。

予告編動画

感想

「映画 海月姫」の感想です。

地味な女の子が美しく変身し、憧れの男性との恋を実らせようとする、というシンデレラストーリーですが、プリンセスである主人公がオタク女子で、魔法使いが女装男子、更には王子が童貞エリートというのが面白いですね。脇を固めるキャラクターを含め個性的なキャラクターが出てくるのが面白いです。

映画の注目ポイントは、個性的なキャラクターはもちろんですが、ラブコメの王道であるシンデレラストーリーに対する飾りだと思います。男子禁制の館に女装男子が入り込むというところなど王道のストーリーにどういう飾りつけをするのかが見どころだと思います。またシンデレラストーリーと書きましたが、最後は王子との恋が実るのかというのも見どころではないでしょうか。

キャストについてですが、漫画・アニメの実写化では、キャストへの不満が聞かれますが、今作のキャストの再現度を高く評価する声は多いです。
しかしその中で、絶世の美人である藏造役の菅田将暉さんの女装はどうなのかという声はあります。写真で見るといいのですが、動画でみるとどうなのか…。

予告編を見ると、ドタバタで楽しそうな感じがします。また、コメディ色が強いので、「あまちゃん」でユーモラスな役を演じた能年さんの姿が見られそうです。

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