「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」あらすじと感想(ネタバレなし)

チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密の紹介:イギリス人作家キリル・ボンフィリオリの小説「チャーリー・モルデカイ」シリーズを映画化。ジョニー・デップがコミカルなキャラクターを熱演、豪華キャストで描くコメディ作品。

チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密 映画

チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密 あらすじ

映画「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」のあらすじです。

個性派俳優ジョニー・デップの新たなキャラクターが誕生。イギリス人作家キリル・ボンフィリオリの70年代にヒットした小説「チャーリー・モルデカイ」シリーズを映画化。ジョニー・デップ主演、グウィネス・パルトロウ、ユアン・マクレガーなど豪華キャストで描くコメディ作品です。

イギリス・オックスフォード。フランシスコ・ゴヤの名画が何者かに盗まれる事件が発生し、変人でちょびヒゲがトレードマークのあやしい美術商チャーリー・モルデカイが、英国諜報機関MI5の依頼により、事件を捜査することになります。

チャーリーは早速、用心棒のジャックを連れて絵画を探しに出ます。チャーリーとは大学時代に恋敵だったマートランド警部補も、嫌々ながらチャーリーの知識と情報網を頼ります。

盗まれた名画には世界を揺るがす財宝の秘密が隠されていました。ナチスの金塊で満たされた銀行口座の暗号が入っているというのです。

そのことがわかると、事態は大富豪やマフィア、国際テロ組織、警察、チャーリーの妻のジョワンナなどを巻き込み、イギリス、ロシア、アメリカへと世界中を駆けめぐる争奪戦に発展していきます。

チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密 ネタバレなし作品概要

映画「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」の概要をネタバレなしで説明します。

本作の監督は「トリガー・エフェクト 」「エコーズ」「プレミアム・ラッシュ」などを手掛けたデヴィッド・コープです。

どちらかというと監督より脚本家としての活動が中心で、脚本の評判は高く、「ジュラシック・パーク」や「スパイダーマン」など大作の脚本を手掛けてきました。SFやサスペンスを得意としている監督で、本作はコメディ路線なので監督の手腕が試されます。

主演のジョニー・デップとは、監督した「シークレット ウインドウ」で共に仕事をしています。同作の評価は余り芳しいものではなかったので、本作でふたりのリベンジがなるか注目されるところです。

キリル・ボンフィリオリによる原作「チャーリー・モルデカイ」シリーズは、1970年代に3作発売され、ヒットしました。彼の死後、90年代にも1作が発売されています。日本語をはじめいくつかの外国語にも翻訳されています。

変人であるモルデカイのキャラクターはアンチヒーローにあたります。ジャック・スパロウ役を演じた「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズが大ヒットしたように、アンチヒーロー役はジョニー・デップの真骨頂ともいえるので、本作への期待はますます高まります。

予告編動画

チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密 感想

映画「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」の感想です。

本作の見どころは何といってもジョニー・デップが演じるチャーリー・モルデカイの人物造形です。ジョニー・デップは多くの愛すべきキャラクターを造形してきました。彼の映画史に残してきた功績はすでに十分すぎるくらいなのですが、さらに新しいキャラクターを生み出していくという情熱には頭が下がります。彼の情熱が報われて今度の新しいキャラクターが大当たりしてほしいものです。

またチャーリーの妻ジョワンナ役のグウィネス・パルトロウも注目です。「セブン」、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」、「アイアンマン」シリーズなどに出演し、「恋におちたシェイクスピア」ではアカデミー主演女優賞を受賞しました。

10代のときから女優としてキャリアをスタートし、40代になっても、2013年に米People誌が選ぶ「最も美しい人」のトップに選ばれるほど美貌をキープし活躍している彼女を見ると、さらなる活躍が期待されます。コメディエンヌとしても定評がある芸達者な彼女が本作ではどのような演技をみせてくれるでしょうか。

外国のコメディ作品のノリは日本人には難しいところもありますが、本作は観る人の間口の広い作品になっているのではないでしょうか。

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