映画「新宿スワン」あらすじネタバレ結末と感想

新宿スワンの紹介:「地獄でなぜ悪い」の園子温監督、「そこのみにて光輝く」の綾野剛主演で、「ヤングマガジン」連載の和久井健による人気コミック「新宿スワン 歌舞伎町サバイバルバトル」を映画化。

新宿スワン あらすじ

新宿スワン 映画

映画「新宿スワン」のあらすじです。

「地獄でなぜ悪い」の園子温監督、「そこのみにて光輝く」の綾野剛主演で、「ヤングマガジン」連載の和久井健による人気コミック「新宿スワン 歌舞伎町サバイバルバトル」を映画化。

新宿歌舞伎町。帰る電車賃もなく、一文無しであてもなく歌舞伎町を彷徨っていた白鳥達彦(綾野剛)は、チンピラたちに絡まれ、大乱闘になります。

そこを謎に満ちた一流スカウトマンの真虎(伊勢谷友介)に助けられ、スカウトをやらないかと誘われます。達彦はスカウトマンとしての道を歩み始めます。

スカウト会社バーストの一員として仕事をしていく中で、達彦は一人の女性と運命的な出会いを果たします。それは店長に痛めつけられながら働く、風俗嬢アゲハ(沢尻エリカ)でした。

達彦は店長を殴り倒し、アゲハを店から連れ出し、ふたりは歌舞伎町の街を自由奔放に駆け巡ります。

新宿でバーストと鎬を削るライバル会社ハーレムでは、スカウトマン・南秀吉(山田孝之)が頭角を現してきます。秀吉はハーレム幹部・葉山豊(金子ノブアキ)と共謀して多額の裏金をもとにバーストを潰し、新宿の頂点に立つ野望を持っていました。

達彦に異様なまでのライバル心を燃やす秀吉。秀吉の野望は、歌舞伎町の全スカウトマンを巻き込む戦いへと発展していきます…。

新宿スワン 作品概要

映画「新宿スワン」の概要をネタバレなしで説明します。

原作は、和久井健の大ヒット漫画「新宿スワン」です。和久井健は、2004年9月の月間新人漫画賞で「新宿ホスト」で佳作を受賞します。同作が2005年別冊ヤングマガジン8号に掲載され、デビューを果たします。

そして週刊ヤングマガジンで、歌舞伎町で生きるスカウトたちを描いた「新宿スワン」の連載を開始します。

和久井健は、実際にかつて日本一のスカウト会社の元スカウトマンであり、同作」は作者本人が体験した出来事にフィクションを交えて描かれたものです。

2005年20号から2013年45号まで連載されました。2007年8月18日から9月29日まで、テレビ朝日系列の土曜ミッドナイトドラマ枠で、川村陽介主演でドラマ化(全6回)もされています。

2013年12月からは第2作目となる永遠の命を持つ少年・金田七の“記憶”を巡るダーク・ファンタジー「セキセイインコ」を連載しています。

また本作の公開に合わせて、5月27日、「新宿スワン INSPIRED TRACKS -Selected by 白鳥龍彦-」と題されたコンピレーションアルバムがリリースされます。綾野剛が演じる映画の主人公・白鳥龍彦自らが収録アーティストを選定したという設定となっています。

主題歌「Dive」を手がけたMAN WITH A MISSION、挿入歌「Collide」を提供したUVERworldのほか、AA=、金子ノブアキ、Crossfaith、coldrain、SUPER BEAVER、FACT、BOOM BOOM SATELLITES、Pay money To my Pain、MY FIRST STORY、RIZE、Lillies and Remainsといったアーティストが参加しています。

収録曲は映画のストーリー展開に合わせ、劇伴曲5曲を含めシーンごとにふさわしい曲順となるように並べられています。

新宿スワン ネタバレ結末

映画「新宿スワン」の結末ラストの予想です。※ネタバレ含む

原作では、後半は真虎の復讐に物語の焦点が移っていきます。真虎は、日本最大級の暴力団・柚木組のトップになろうと画策していた紋舞会の天野修善に復讐をしようとしていました。天野が、真虎をスカウトの世界に引き入れた辰巳を殺したからです。

真虎は辰巳を刹害した山城兄弟の下で働き、復讐の機会を虎視眈々と狙います。しかし、真虎は次第に山城兄弟に好意を持っていきます。真虎の心は大きく揺れ動きますが、それでも復讐を果たすため、山城兄弟を手にかけます。

また真虎は天野修善の息子・タイガを殺します。そして最後には、真虎は自分の手を下さず、自殺させる形で天野修善を殺します。また真虎は天野のもう一人の息子であるレオに撃ち殺されます。

ラストは、達彦がスカウトを続けることが示唆されます。

新宿スワン 感想

映画「新宿スワン」の感想です。

本作は原作のファンはもちろん、園子温監督作品ですので、映画ファンにとっても注目の一本となるでしょう。

漫画の原作を実写化するのは困難を伴いますが、果して園子温監督はどのように原作を料理したのでしょうか。

これまで漫画原作としては、2011年「ヒミズ」では、2001年から2003年にかけて「ヤングマガジン」で連載された古谷実の同名作品を、2014年「TOKYO TRIBE」では、1997年から2005年までファッション誌「boon」で連載された井上三太の「TOKYO TRIBE2」を映画化しており、内外から高い評価を受けています。

本作がどのような仕上がりになっているか、園子温監督の手腕に期待です。

キャストで注目は、アゲハ役の沢尻エリカです。2005年「パッチギ!」、2006年「シュガー&スパイス 風味絶佳」などに出演し、若手人気女優の地位をほしいままにしていましたが、2007年の主演映画「クローズドノート」の舞台挨拶での不機嫌な態度で大バッシングを受け、芸能活動休止に追い込まれました。

2012年「へルタースケルター」に出演して自身の特徴やバックグラウンドを最大限に生かしたような演技を見せ、電撃的な復帰を遂げました。本作はそれ以来の映画出演作となっており、どんな演技を見せてくれるか非常に楽しみです。

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