映画「ディオールと私」のあらすじネタバレ感想!結末ラストは?ファッション業界が舞台!

ディオールと私の紹介:フレデリック・チェン監督、老舗ブランド「クリスチャン・ディオール」の新任デザイナーとお針子たちに迫ったドキュメンタリー作品。空席となっていたアーティスティックディレクターにラフ・シモンズが就任する…。

ディオールと私 映画

ディオールと私 あらすじ

映画「ディオールと私」のあらすじです。

フレデリック・チェン監督、老舗ブランド「クリスチャン・ディオール」の新任デザイナーとお針子たちのパリ・コレクション舞台裏に迫ったドキュメンタリー作品。

2012年、空席となっていたディオールのアーティスティックディレクターの座にラフ・シモンズが就任します。彼はベルギー出身で、自身の男性ブランドおよびジル・サンダーで活躍するデザイナーでしたが、オートクチュールは未経験でした。

彼の抜擢はファッション業界を驚かせます。そして、それはパリ・ディオールのアトリエで働く経験豊かなお針子たちにとっても新たな挑戦の始まりとなります。

通常のコレクションでは半年近くの準備期間が必要であるとされていますが、ディオールでの最初のコレクションとなるパリ・コレクションまで、シモンズに与えられた時間はわずか8週間しかありません。

1947年にクリスチャン・ディオールのメゾンが設立されてから65年、パリ、モンテーニュ通り30番地に建つディオール本社の最上階のアトリエに初めて映画のカメラが入ります。

昼夜を問わずラフ・シモンズ、お針子たちを追い、コレクションを成功させるため奮闘する彼らの緊張、心配、疲労、そして歓喜の姿を撮影していきます…。

ディオールと私 作品概要

映画「ディオールと私」の概要をネタバレなしで説明します。

本作の監督は、フランス生まれのフレデリック・チェンです。土木工学を学んだ後、2002年コロンビア大学のフィルム・スクールに通うためにニューヨークへ渡りました。2007年には美術学修士号を取得します。

2008年、マット・タイルナウアー監督「ヴァレンティノ:ザ・ラスト・エンペラー」で製作・編集を務め、キャリアをスタートさせます。同作はシカゴ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を受賞しました。

2011年には、「ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ」をリサ・インモルディーノ・ヴリーランド、ベント・ヨルゲン・ペルムットと共同監督し、脚本・編集を担当しました。

詩人サラ・リッグスやファッション・カメラマンのミカエル・ヤンソンとの共作や、H&M、ジミー チュウ、フェラガモなどの宣伝エディターも務めるなど映像分野以外でも活躍しています。

フレデリック・チェン監督は、本作で単独監督デビューとなりますが、これまでファッション界を舞台にしたドキュメンタリーのキャリアを積んできており、本作の監督として適任であると思われます。

クリスチャン・ディオールが1946年に創立したファッションブランドです。1957年、クリスチャン・ディオールが死去すると、ディオールの下で修業していた、21歳のイヴ・サン=ローランがアーティスティック・ディレクターに就任しました。

その後、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノが後を継ぎました。ガリア―ノが2011年、人種差別、ナチス賛美発言で逮捕されると、1年間空席となり、2012年、ラフ・シモンズが就任しています。

ディオールと私 ネタバレ結末ラスト

映画「ディオールと私」の結末ラストの予想です。※ネタバレ含む

最後はやはり、困難を乗り越えてパリ・コレクションで喝采を浴びるのではないでしょうか。

新任のラフ・シモンズはコレクションまで時間がないなかで、自分の持てる才能を生かして画期的なことに取り組みます。

誇り高いお針子たちと最初は衝突しますが、次第にシモンズのことを認めるようになっていきます。

予期せぬトラブルが起こりますが、ギリギリで問題解決し、コレクション出品に漕ぎつけます。

コレクションでは大喝采を受けて、シモンズがランウェイに飛び出していきます。ディオールのパリ・コレクションは大成功に終わったのでした。

シモンズがモデルとともにランウェイを華やかに歩き、舞台裏ではスタッフたちも歓喜の声を挙げるというのはクライマックスとしていい画になりそうです。

予告編動画

ディオールと私 感想

映画「ディオールと私」の感想です。

本作は、クリスチャン・ディオールファン、ファッション業界に興味がある方は注目の作品でしょう。

またクリエイティブな仕事に関わっている方、何かのプロジェクトを完成させる仕事に挑んでいる方にとってもおすすめの作品です。

ドキュメンタリー作品としても、経験のない新任デザイナーが様々な困難を乗り越えてパリ・コレクションに向けて奮闘するというわかりやすい内容になっており、観やすい作品ではないかと思います。

見どころは、1947年にクリスチャン・ディオールのメゾンが設立されてから65年、はじめて映される、パリ、モンテーニュ通り30番地に建つディオール本社の最上階のアトリエです。

昼夜を問わずラフ・シモンズ、お針子たちを追い、彼らの緊張、心配、疲労、そして歓喜の姿がカメラに収められていきます。非常に貴重な映像と言えるでしょう。

そしてデザイナーと職人たちの誇りと情熱をかけた戦いです。パリ・コレクションまでには通常4~6ヶ月の準備期間が必要とされますが、与えられた時間は異例の8週間です。通常の半分以下で54体ものオートクチュールの発表が求められるという、厳しすぎる試練が与えられました。

ラフが提案する斬新なアイディアとデザインをもとに、誇り高きお針子たちはどのように一枚の布にディオールの魂を吹き込んでいくのでしょうか。

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