映画「ジェサベル」のあらすじネタバレ感想!結末ラストは?リングと似ている?

ジェサベルの紹介:「パラノーマル・アクティビティ」シリーズのジェイソン・ブラム製作、「ソウ6」「ソウ ザ・ファイナル 3D」のケビン・グルタート監督によるホラー。車椅子で生活するジェサベルは、不可解な現象に襲われる…。

ジェサベル 映画

ジェサベル あらすじ

映画「ジェサベル」のあらすじです。

「パラノーマル・アクティビティ」シリーズのジェイソン・ブラム製作、「ソウ6」「ソウ ザ・ファイナル 3D」のケビン・グルタート監督によるホラー。

ジェサベルは婚約者の家に引っ越そうとしていた矢先、自動車事故で婚約者、身ごもっていた子どもを失い、自身も重傷を負い、車椅子の生活を強いられるようになります。

失意の底にあった彼女は、何年も会っていなかった父親に病院まで迎えに来てもらって、父が暮らすルイジアナ・セントフランシスに帰郷します。ジェサベルには母親の部屋が与えられます。

彼女の母親は彼女が赤ちゃんのときに亡くなっていました。死因は表向きはガンとされていました。

そんなある日、彼女が部屋の中を見回していると、箱の中の「ジェサベル」というラベルを貼ったビデオテープが目に入りました。その一本を再生してみると、母親がジェサベルに向かって話しかけていることがわかります。

ビデオでは、母親がタロットカードを使って、彼女のために占っています。最初のカードは「死」で、母親は「変化」の意味だと言います。

次のカードは、彼女はセントフランシスを出たことがなく、これからも出ないという意味だと言います。しかし、これはジェサベルには当てはまっていません。

さらに母親は占いを続けますが、父が現われ、そのビデオテープを壊してしまいます…。

ジェサベル 作品概要

映画「ジェサベル」の概要をネタバレなしで説明します。

本作の監督は、1965年アメリカ・カリフォルニア生まれのケビン・グルタートです。彼は編集技師としてキャリアをスタートさせました。

「ソウ」シリーズの第1作から5作まで編集を担当し、第6作で長編監督デビューし、第7作「ソウ ザ・ファイナル 3D」の監督も務めました。

本作のプロデューサーは、1969年ロサンゼルス生まれのジェイソン・ブラムです。彼の父は傑出した現代美術のディーラーでした。しかし彼は現代美術の道には進まず、映画界に入ります。

ニューヨークで育ち、ニューヨーク州にあるヴァッサー大学でルームメイトであったノア・バームバック監督のデビュー作品のプロデュースを最初に手掛けます。

ニューヨークにある独立系スタジオのアロー・フィルムで働き、その後、ミラマックスに移ります。仕事は、インディペンデント映画を買い付け、ボスであるウェインスタイン兄弟を納得させることでした。

2000年には独立し、ブラムハウス・プロダクションを創立しました。超低予算の作品のプロデュースに特化して手掛け、15000ドルで製作された、2007年の「パラノーマル・アクティビティ」は、2億ドル近くの収益を生みました。

彼の「目利き」は確かなもので、2014年には、「The Normal Heart」の製作でプライムタイム・エミー賞を受賞し、「Whiplash」の製作でアカデミー作品賞にノミネートされています。

ジェサベル ネタバレ結末ラスト

映画「ジェサベル」の結末ラストの予想です。※ネタバレ含む

ストーリーの鍵を握っているのは、ジェサベルの父親です。ジェサベルは父親にわからないようにビデオテープを参考に謎を解明していきます

ジェサベルは湖のそばで「ジェサベル」と名前が掘られた墓を見つけます。墓からは小さな棺に入った赤ん坊の骨が出てきます。

親友のプレストンの手助けと霊媒師の力によって物語の核心へとだんだん近づいていきます。

その赤ん坊はジェサベルの母親と別の男との間に出来た子どもでした。その子「ジェサベル」は混血だったため、ジェサベルの父親にわかってしまい、怒り狂ったジェサベルの父親によって赤ん坊と男は殺されてしまったのです。

そしてその犯行を隠すためにジェサベルを養子にして育てたのです。

ジェサベルの母親と男の幽霊はジェサベルを湖に突き落とし、「ジェサベル」はジェサベルの腕からブレスレットを奪い、ジェサベルの姿へと変わります。その後、プレストンは彼女を湖から助け出します。

予告編動画

ジェサベル 感想

映画「ジェサベル」の感想です。

ビデオテープとホラーの組み合わせは、「リング」シリーズを思い出します。「リング」はハリウッド・リメイクもされており、作者も「リング」シリーズは念頭に置いているでしょう。強い怨念がビデオによって明らかになっていく点で似ているところがあるでしょう。

ジェイソン・ブラムが製作した作品のファン、新しいホラー、低予算だけど斬新なアイデアで魅せる作品が好きな方にとっては注目の一本です。

主演のサラ・スヌークは、非常に個性的な顔立ちをした女優で、独特の存在感を放っています。1987年オーストラリア生まれで、多くの俳優を輩出しているオーストラリア国立演劇学院で学び、2011年「スリーピング ビューティー/禁断の悦び」で長編映画デビューしました。

2012年の「NOT SUITABLE FOR CHILDREN」では、同年度のオーストラリア映画批評家協会賞最優秀主演女優賞を受賞し、13年度AACTA賞映画部門最優秀主演女優賞にノミネートされました。

ホラー作品への出演は、演技の幅を広げる点で彼女のキャリアにとって大きな意味を持ったことでしょう。オーストラリアで今、最も期待される女優がどのような演技を見せてくれるか楽しみです。

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