「天国は、ほんとうにある」あらすじと感想(ネタバレなし)

牧師のトッドの息子コルトンが穿孔虫垂炎を患う。生死の境をさまよったコルトンだったが、奇跡的に助かる。コルトンは臨死体験を語り出し、それが聖書の内容と同じだったので、周囲の人々も彼の話を信じ、意識を変えていく。

天国は、ほんとうにある

あらすじ

天国は、ほんとうにある」のあらすじです。

アメリカネブラスカ州インペリアル市で、トッドは牧師を務める傍ら小さな修理会社を営んでいました。また同時に、高校のレスリングのコーチ、市の消防隊員、そして3人の息子の父親として忙しいながらも家族と共に幸せに暮らしていました。しかしそんな家族に不幸が襲います。

ある日、3歳の長男コルトンが高熱に見舞われ、嘔吐を繰り返すようになります。コルトンは緊急搬送され、穿孔虫垂炎であることが分かると手術が行われることになりました。2度の手術が行われましたが、医師はこれ以上なすすべがないことをトッドに告げます。

絶望の淵に立たされたトッドは、神に対して「私の息子を奪う気か?」と叫びました。生死の境をさまようコルトンでしたが、奇跡が起こり病気から回復することになります。

家族は肩をなでおろしますが、コルトンは不思議なことを言い始めます。コルトンは臨死体験で天国を旅したことを両親に打ち明けました、その話には、コルトンが知るはずのない生前の出来事も含まれていましたが、しかし次々と真実を言い当て、また聖書の内容とあまりに一致する話だったので、はじめのうちは疑っていた両親はその体験を聴き入れ、自らの生き方を変えていくのでした。

作品概要

「天国は、ほんとうにある」の概要をネタバレなしで説明します。

原作は、生死の境をさまよい、天国を見てきたという語る少年の実話に基づいたものだそうです。

ドッドバーボの原作「天国は、本当にある」は、全世界で900万部以上のベストセラーとなりました。映画化され、全米2417スクリーンで公開されると、興行収入90億円を超える大ヒットを記録しています。

監督・脚本を務めたのはランドール・ウォレスです。彼は「ブレイブハート」や「仮面の男」を撮っています。「ブレイブハート」では、アカデミー賞作品賞など数々の賞を受賞しています。

ドットを演じたグレッグ・キニアは、クイズ番組の司会者としてブレイクしたそうです。その後、「サブリナ」に出演し、「恋愛小説家」ではアカデミー賞男優賞とゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートされています。最近では、「リトルミスサンシャイン」にも出演しています。

妻役のケリー・ライリーは、イギリス人で、「リバティーン」や「スパニッシュアパートメント」に出演しています。

ジェイウィルキンス役のトーマス・ヘイデン・チャーチは、「サイドウェイ」では、全米映画批評家協会賞や放送映画批評家協会賞などの助演男優賞を受賞し、アカデミー助演男優賞にもノミネートされました。また私生活では、ミア・ゾットーリというソフトコアポルノ女優との間に娘が誕生しているそうです。

予告編動画

感想

「天国は、ほんとうにある」の感想です。

牧師の息子が聖書の通りの物語を話し始めるということで、宗教映画なのかなと思います。キリスト教に馴染みが薄い日本人に合うのかという話ですが、「レミゼラブル」が受けたのでこの映画も受けるかもしれません。日本人に受けるのか注目していきたいです。

宗教の話のようですが、純粋に子供の話として楽しみたいです。また、その子供の話に家族、メディア・マスコミ、大衆がどういう反応を見せていくのか楽しみです。そして騒動の結末がどうなっていくのか興味があります。個人的には最後、子供の話を大人たちが暖かく見守るという形で終わってほしいです。

グレッグギニアは、「リトルミスサンシャイン」でも不思議な子供の父親をやっていました。そのつながりが面白いです。また、「リトルミスサンシャイン」では、はじけた役をやっていましたが、今作では一変して真面目な役なので、そのギャップが楽しみです。

一癖も二癖もあるトーマス・ヘイデン・チャーチが、この綺麗な映画でどういう役を演じるのか楽しみです。

予告編を見ると子役の演技が可愛い感じなので、子役の演技にも注目したいです。

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