映画『風立ちぬ』の感想(日本アカデミー賞 受賞作品)

風立ちぬは観て泣きました!最高です。ジブリ大好きなので、この映画の主題歌を聞いているだけでそわそわしていました。一番素敵だと思ったのは、不器用な主人公が一生懸命愛を伝える姿です。不器用でもいいんだなぁ、温かいなぁとしみじみ感じました。

風立ちぬの画像

感想

スタジオ・ジブリの宮崎駿監督の長編アニメ最後の作品が、映画『風立ちぬ』です。私はジブリが大好きなので、行く前から観たくて仕方ありませんでした。実際に観に行った感想を最初にお伝えしておきますが、最高です。この風立ちぬという映画の舞台は1930年代の戦争真っ只中の日本です。

そんな中、戦争で使用するゼロ戦の設計者・堀越二郎と作家の堀辰雄の二人をモデルに、作られた作品となっています。ゼロ戦を作りたいという昔からの夢をかなえようとする主人公の堀越二郎には、『エヴァンゲリオン』シリーズなどの庵野秀明監督が抜擢されています。

最初の感想は、棒読みだなぁ・・・何でプロの人を雇わないんだろう?という感想を思わず抱いてしまいましたが、映画が進んでいけばいくほど、映画 風立ちぬの不器用な主人公の堀越次郎と庵野さんの不器用なセリフの読み方がマッチング!

映画 風立ちぬを観て最終的には、この方で良かったなぁという感想を持っています。また私が大好きなヒロイン役には滝本美織さんが声をされています。これは最初からはまっていました~さすが女優さんです。

映画 風立ちぬのヒロインの少女は重い病気にかかっているのですが、その中でも堀越次郎を命を懸けて愛し抜くのです。どうにか治そうと、お嬢様である少女が、自ら極寒の地での闘病生活をする辛さが観ていて泣けてきました。
映画風立ちぬのアニメーションの感想は、やはり素晴らしいの一言です。色彩やキャラクターの表情の一つ一つが人間らしくて、見入ってしまったという感想です。

なかでも、ゼロ戦もすごく細かくて、さすがスタジオ・ジブリだと感動させられました。映画 風立ちぬの中でもすごくおいしそうだねーっいう感想を抱き、観終わった友達とスーパーに探しに行った食べ物があります。
それは、カステラに羊羹が挟まったお菓子です。これがすごくおいしそうに描かれていましたし、シベリアを食べる主人公がとても可愛らしく思えました。

また、この映画風立ちぬの主題歌がこの作品をより素晴らしいものにしていると言う感想です。ユーミンののびやかな声と、この物語のストーリーと歌詞がマッチングして、涙が止まりませんでした。感想として、トトロのようなジブリ作品とは違うものの、映画風立ちぬは大人向けジブリのような感想です。

私は、大のジブリ好きですが、それを差し引いても素晴らしいと思います。何度でも観たい!と感想を持った作品が・・・映画風立ちぬです。私は、早速自宅で観るようにDVDも予約しました~。とにかく風立ちぬという映画は、号泣するというよりは、何だがぽろっと出てくる映画だという感想を抱きました。大好きな作品の一つになりました。

ちなみに『風立ちぬ』は第37回 日本アカデミー賞(2014年)の受賞作品に選ばれました。

評価

・総合点
90点/100点
・オススメ度
★★★★★
・ストーリー
★★★★☆
・キャスト
★★★☆☆
・映像技術
★★★☆☆
・演出
★★☆☆☆
・設定
★★☆☆☆

作品情報

タイトル 風立ちぬ
公開日 2013年7月20日
上映時間 126分
区分 邦画
ジャンル アニメ
監督 宮崎駿
主演 アニメのため無し
アニメーション制作会社 スタジオ・ジブリ

>>風立ちぬのネタバレはこちら

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