「真夜中の5分前」あらすじと感想(ネタバレなし)

上海で時計修理工として働いていたリョウは、妹の結婚記念のプレゼントを買ってほしいと頼みに来たルーメイと出会う。しかしルーメイは、妹を想いながらも嫉妬心を抱えていた。そんなルーメイをリョウは優しく包み込むと、二人は次第に惹かれあい、恋人同士になる…。

真夜中の5分前

あらすじ

真夜中の5分前」のあらすじです。

主人公のリョウは、上海で時計修理工として働いています。彼は、大学生の頃に付き合っていた恋人が死んでしまって以来、恋愛ができないでいました。リョウは、恋人の死に際しても涙を流しませんでした。そんな自分に対して、恋人が好きではなかったのか?などの疑問を感じ、愛というものが分からなくなっていました。

ある日、そんなリョウの前に、ルーメイという美しい女性が現れます。一卵性双生児のルーメイには、女優の妹ルオランがいて、妹のルオランは結婚するという。ルーメイは、妹への結婚祝いを一緒に選んでほしいとリョウに頼むのでした。リョウはそれを承諾し、二人はそれをきっかけに親しくなります。

リョウは、ルーメイに恋をしますが、彼女が抱える闇に気づきます。それは同じものを好きになってしまう双子の性で、ルーメイもオルランの婚約者が好きなのでした。ルーメイは、見た目がそっくりな妹ルオランのことを大切に思いながらも、嫉妬してしまうなど葛藤していました。そんなルーメイを、リョウは優しく包み込みます。そしてそんなリョウの気持ちにルーメイも応えて、二人は恋人になりました。

しかしある日、モーリシャス沖で、ルーメイとルオランが海難事故に遭ってしまい…。

作品概要

「真夜中の5分前」の概要をネタバレなしで説明します。

主演の三浦春馬さんは、小さい頃から子役として活動していました。NHK の連続テレビ小説「あぐり」に出演しています。三浦さんは、この映画のために中国語を勉強したそうです。その中国語は、共演者のリウ・シーシーさんやジョセフ・チャンさんも評価しているとか。

ヒロインの中国の人気女優リウ・シンシーさんは、2011年に出演した「宮廷女官若曦(ジャクギ)」が中国でヒットし、13年ジェットリー出演「不二神探(BUDGES OF FURY)」のヒロイン役も務めるなど今、中国圏で注目を集めている女優です。台湾では2013年の「憧れの女優」ランキングでリン・チーリンを上回ったそうです。

ジョセフ・チャンさんは、「台北の朝、僕は恋をする」や台北映画祭で、最優秀長編劇映画祭など4賞を受賞した「失魂」などに出演するなど台湾を代表する俳優です。

撮影は、2013年に、上海とモーリシャスで行われたそうです。

日中合作映画ですが、日本や中国だけでなく、アジア、更には海外での上映を展開するそうです。

中国では、国内映画保護のために外国の映画枠が決まっているそうです。外国枠は、30枠で、25枠をハリウッド作品が使い、残りの5枠を他の外国映画が争うそう。日本映画は、アニメ映画がほとんどで、実写が放映されることはほとんどないようです。しかし今作は日中合作のためにそうした規制に引っ掛からずに公開されます。

予告編動画

感想

「真夜中の5分前」の感想です。

事故に遭うというルーメイとルオランがどうなるのか気になります。どちらも生き残ってほしいです。どちらかが死ぬのは悲しい…。最後は、ルーメイとリョウが一緒になり幸せになってほしいです。

なんといっても三浦春馬、リウ・シーシー、ジョセフ・チャンというアジアのスターの共演です。どんな化学反応を起こすのかとても楽しみです。

それと三浦春馬さんの中国語にも注目したいです。この映画のために3か月間勉強したそうですが、中国語の上手い下手ではなく、中国語を喋る三浦さんは楽しみです。また、三浦さんは、上海で初めて電動バイクに乗ったとか。電動バイクの腕前に注目したいです。

ヒロインのリウ・シンシーは、双子の役を演じますが、同じように見えて違う性格の双子をどう演じるか注目です。また、リン・チーリンよりも注目される彼女の美貌にも注目したいです。

撮影が行われた上海とモーリシャスの風景を楽しみにしています。また行定監督が、その異国の風景をどう撮るのか気になります。

中国で公開される日本映画は、ほとんどアニメだそうです。実写、しかも日本人が主演したこの映画が、中国の大衆にどう受け取られるのか、またどういう反応が起こるのか楽しみです。

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