映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のあらすじネタバレ感想!結末ラストは?アカデミー賞受賞作!

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)の紹介:「バベル」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、「バットマン」のマイケル・キートン主演のダークファタジー。落ち目の俳優リーガンは、過去に自分が演じた役「バードマン」の幻聴に悩まされる…。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) あらすじ

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 映画

映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のあらすじです。

「バベル」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、「バットマン」のマイケル・キートン主演、今年のアカデミー賞に9部門ノミネートされ、作品賞、監督賞を含む4部門を受賞したダークファタジー。

リーガン・トムソンは、数十年前、スーパーヒーロー映画「バードマン」で世界的な人気を博しながらも、現在は落ち目のハリウッド俳優です。彼は、容赦なく自分を批判するバードマンの幻聴に悩まされます。

リーガンは、レイモンド・カーヴァーの短編小説『愛について語るときに我々の語ること』をブロードウェイの舞台向けに脚色し、自ら演出と主演を務め、再起を図ろうとします。

舞台のプロデュースは、親友の弁護士ジェイクが担当し、共演者にはリーガンの恋人であるローラ、初めてブロードウェイに出演するレスリーが選ばれます。また、自分の娘で、薬物依存症を克服したサムをアシスタントとして加えます。

リハーサル中、事故を起こした俳優に代えて、リーガンは才能はあるが気まぐれなメソッド俳優マイクを代役とします。

しかし、最初のプレビュー公演は、マイクの勝手な行動によって散々な結果に終わります。リーガンはマスコミ報道を読んで、マイクが注目を奪ったことに激怒します…。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 作品概要

映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の概要をネタバレなしで説明します。

本作の監督は、1963年メキシコシティ生まれ、メキシコを代表する世界的な映画監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥです。

ラジオのディスクジョッキー、テレビ番組のプロデューサー、コンサートのプロデューサーなどの活動を経て、2000年「アモーレス・ぺロス」で長編映画監督デビューします。

同作はカンヌ国際映画祭批評家週間でグランプリを受賞するなど、高い評価を受けます。

デビュー作の成功を受けて、アメリカに渡り、2003年「21グラム」、2006年「バベル」を監督します。後者はカンヌ国際映画祭監督賞、ゴールデングローブ賞作品賞を受賞しています。

2010年「ビューティフル」では、主演のハビエル・バルデムが男優賞を受賞したほか、アカデミー賞外国映画賞にノミネートされるなど高い評価を受けています。

そして本作では、アカデミー賞9部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞を受賞しました。

このように作品を発表するたびに世界的な評価を受けてきた監督であり、現代の世界最高の映画作家の一人と言っていいでしょう。

本作はカメラワークと編集に非常に高度な技術を駆使し、1回の長回しで撮影されたように見える作品となっています。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) ネタバレ結末ラスト

映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の結末ラストの予想です。※ネタバレ含む

プレビュー公演の後、リーガンはバードマンとの会話を通して、新たなヒット作を作ることを固く決意します。

公演初日、リーガンは彼の役が最後のシーンで銃を自殺に使う際に本物の銃を使い、鼻を撃ち抜きます。舞台は観客のスタンディングオベーションをもって賞賛を受けます。

リーガンは病院で、手厳しい評論家のタビサが、彼の自殺シーンを「スーパー・リアリズム」、新たな演劇の形と評して、べた褒めの評論を行ったことを聞きます。

リーガンからバードマンが消え去ります。リーガンは外の鳥を見ながら、窓台によじ登ります。サマンサが戻ると、リーガンの姿が見えません。サマンサは窓の下の路地を見下ろし、それから空を見上げ、微笑みます。

予告編動画

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 感想

映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の感想です。

本年のアカデミー賞4部門を受賞した本作は、非常に技巧的で野心的な作品であり、今後の映画界を占う作品なのでしょう。映画ファンにとっては必見の作品で、特に演劇や俳優を描いた作品が好きな方にとっては注目の一本です。

キャストで注目は、マイク役のエドワード・ノートンです。彼は1969年アメリカ・ボストン生まれの俳優です。イェール大学で天文学、歴史、日本語を学びました。都市プランナーであった祖父の仕事を手伝うために、大阪に1年弱滞在したこともあります。

ウェイターなど様々な仕事をしながら俳優を目指し、1996年「真実の行方」で映画デビューします。デビュー作でいきなり、アカデミー賞助演男優賞にノミネート、ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞します。

1998年「アメリカン・ヒストリーX」、1999年「ファイト・クラブ」、2008年「インクレディブル・ハルク」などに出演しました。

本作でもアカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。幅広い役柄を演じ、多彩な演技でたびたび主演を食ってしまう、演技派俳優の代名詞のような存在と言っていいしょう。

そんなエドワード・ノートンがマイク役をどのように演じるか非常に楽しみです。

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