映画「ラスト5イヤーズ」あらすじネタバレ結末と感想

ラスト5イヤーズの紹介:トニー賞受賞のソングライター、ジェイソン・ロバート・ブラウンが手掛け、オフブロードウェイで大ヒットを記録した同名ミュージカルを「P.S.アイラヴユー」のリチャード・ラグラベネーズ監督が映画化。

ラスト5イヤーズ あらすじ

ラスト5イヤーズ 映画

映画「ラスト5イヤーズ」のあらすじです。

トニー賞受賞のソングライター、ジェイソン・ロバート・ブラウンが手掛け、オフブロードウェイで大ヒットを記録した同名ミュージカルを「P.S.アイラヴユー」のリチャード・ラグラベネーズ監督が映画化。

ニューヨーク。女優の卵であるキャシーは小説家であるジェイミーとの結婚生活の終焉を一人歎いており、その胸中を切ない歌声で語りはじめます。キャシーの視点は、愛の終わりから二人の出会いへと時間軸を遡っていきます。

一方、ジェイミーの視点は、二人が恋に落ちた瞬間から愛の終わりまでを辿っていきます。

5年前、ジェイミーはキャシーと出会ったばかりです。キャシーと大はしゃぎしてデートしています。

キャシーとジェイミーはオハイオにいます。キャシーの誕生日、ジェイミーはショーをやっているキャシーを訪ねてきます。キャシーは結婚生活の問題を解決することを案じていましたが、ジェイミーが早くニューヨークに戻らなければならないと言ったとき、激怒してしまいます。

若いジェイミが彼の小説についてエージェントと話し合っています。

ジェイミーがキャシーのところに引っ越してきます。彼は小説が出版され、キャシーとの生活も何もかも上手くいきすぎて信じられないと言います。

ラスト5イヤーズ 作品概要

映画「ラスト5イヤーズ」の概要をネタバレなしで説明します。

本作の原作を手掛けたのは、1970年、ニューヨーク生まれのミュージカル作家ジェイソン・ロバート・ブラウンです。

ニューヨークのロチェスター大学イーストマン音楽学校で学び、編曲者、指揮者、ピアニストとしてキャリアをスタートさせます。

1998年、アメリカ南部の実際にあった冤罪事件を描いたミュージカル「パレード」の作詞・作曲を担当し、翌年のトニー賞最優秀オリジナル楽曲賞を受賞しました。

その後、彼はミュージカル「ザ・ラスト・ファイブ・イヤーズ」の脚本および音楽を手掛けます。

同作は彼の最初の結婚からインスパイアされたもので、ふたりの人物がそれぞれの視点からのふたりの関係が辿ってきた歴史を描くものでした。

男性側の語りは、結婚、不倫、離婚と順に辿っていきますが、女性側の語りはふたりの関係の終わりから始まり、ふたりの最初のデートで終わります。

ふたりの役者が直接やりとりをするのは、中盤の結婚式のシーンのみです。

同作は2001年にシカゴ、2002年にオフブロードウェイで公演された後、アメリカのみならず、世界中で公演されています。

商業的にはあまりには当たりませんでしたが、ニューヨークの演劇賞であるドラマ・デスク・アワードを受賞しました。

2003年には、ミュージカル「アーバン・カウボーイ」でいくつかの楽曲を手掛け、トニー賞にノミネートされています。

ラスト5イヤーズ ネタバレ結末

映画「ラスト5イヤーズ」の結末ラストの予想です。※ネタバレ含む

若いキャシーはジェイミーと車に乗り、彼女の両親に会いに向かっています。彼女は過去の恋愛について語り、高校からの友人のように小さい街で一生を終えたくないと言います。彼女はジェイミーに引っ越してくるよういいます。

キャシーはジェイミーとの初デートのあと、有頂天になっています。「Goodbye Until Tomorrow」を歌います。そして一生、ジェイミーを待つことを宣言します。その瞬間、時間が5年進みます。

ジェイミーは一緒に住んでいたアパートで座りながら、悲しみについて書いています。「I Could Never Rescue You」を歌います。

キャシーは「また明日」とジェイミーに手を振り、ジェイミーは単に「さようなら」と別れを告げます。

ラスト5イヤーズ 感想

映画「ラスト5イヤーズ」の感想です。

本作は、大ヒットしたブロードウェイミュージカルの映画化ですので、原作ファンやミュージカルファンにとっては注目の一本でしょう。

キャシーは時間を遡り、愛の終わりから二人の出会いへ、ジェイミーは二人が恋に落ちた瞬間から愛の終わりへと辿るという構成は、舞台ではなく、映像化するとどのような効果を生み出すでしょうか。

キャストで注目は、キャシー役のアナ・ケンドリックです。1985年アメリカ・ポートランド生まれの彼女は、1998年ブロードウェイミュージカル「High Society」でデビューし、史上3番目の若さでトニー賞にノミネートされた逸材です。

2003年「キャンプ」で映画デビューし、2009年「マイレージ、マイライフ」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされました。

アナ・ケンドリックと言えば、歌声です。2012年、女子大生アカペラグループを描いた「ピッチ・パーフェクト」に出演し、アカペラブームを起こしました。また同作をきっかけに作られたミュージックビデオは、コップを使ってリズムをとって歌う「カップス」が話題となり、カップスブームを起こしました。

2014年にはブロードウェイミュージカルを映画化した「イントゥー・ザ・ウッズ」で、シンデレラ役を演じ、美声で世界を魅了しました。現在、注目度NO.1のミュージカル女優と言えるでしょう。

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